楽天の田中将大、8月24日以来のマウンド「確実にステップアップできてる。状態はグンと上がってきている」と手応え

AI要約

楽天の田中将大投手が200勝到達に向けて粘り強い登板を見せた。

投球数は今季最多の102球だったが、8安打を許しながらも7奪三振を記録し、自信をつけた様子。

田中投手はリハビリを超え、先発復帰に向け着実な成長を遂げている。

楽天の田中将大、8月24日以来のマウンド「確実にステップアップできてる。状態はグンと上がってきている」と手応え

◇4日 イースタン・リーグ DeNA6―3楽天(横須賀)

 日米通算200勝まであと3勝としている楽天の田中将大投手が中10日で先発登板、5イニング2/3を8安打2失点、7奪三振3与四球でまとめた。投球数は今季の実戦では最多の102球。最速は球場表示で146キロだった。

 8月24日以来のマウンドは三者凡退が1イニングのみということもあり「ストレスなく抑えられたイニングというのは少なかった」という。しかし、毎回奪三振に加えて4回からは3イニング連続無失点。「確実にステップアップできている。体の感じや投げるフィーリングの状態はグンと上がってきている」と手応えを感じた様子だ。

 収穫は100球を投げられたこと。6回途中の降板となったものの、目安としていた球数をクリアし、「ストレスがあった中で100球をしっかり投げられたというところは大きかった」と話しや。今後への視界が開けたようで「100球をクリアしたということでリハビリがどうとかいうのは関係ないかなと思います」と強調した。

 今季は開幕から2軍で調整を続け、1軍初登板については「僕には分かりません」としたが、「できることをしっかりとやって準備してというところだけ。『任せたぞ』と言われるように頑張るしかない」。機は徐々に熟している様子だ。