「何とかしのぎながら100球クリアできた」楽天・田中将大投手が2軍戦に登板 最速は146km

AI要約

楽天イーグルス・田中将大投手が二軍調整中のDeNA戦に登板し、ファンの期待を受けるものの苦しい立ち上がりとなる。

田中投手は調子を上げ、ファンから暖かい拍手を浴びながら5回3分の2を投げ102球、被安打8、三振7、失点2の投球を見せる。

田中投手の復帰に期待がかかり、ファームでの良い時間を過ごしていたが、一軍復帰の可能性にも注目が集まる。

「何とかしのぎながら100球クリアできた」楽天・田中将大投手が2軍戦に登板 最速は146km

二軍での調整を続けている楽天イーグルス・田中将大投手がイースタンリーグ・DeNA戦に登板しました。

横須賀スタジアムのスタンドには、そのピッチングを一目見ようと田中投手のユニフォームを身に着けたファンも多く訪れました。田中投手は前回登板から中10日。実戦復帰4試合目のこの日は7回100球を目安にマウンドに上がります。

しかし、立ち上がりの1回、ヒット2本で1・2塁とされるとレフトへのタイムリーで失点します。2回にはツーアウト2・3塁とピンチを招きますが、DeNA3番・伊藤を141kmのスプリットで三振に打ち取りしのぎます。3回にはホームランを浴び2点目を奪われますが、4回、ピッチャーゴロ、レフトフライ、そして三球三振。この試合初めて3者凡退に抑えます。回を追うごとに調子を挙げて見せた田中投手。最後はヒットを許し降板となりましたが5回3分の2を投げ102球、被安打8、三振7、失点2の投球。ファンからは暖かい拍手が送られました。

楽天 田中将大投手:

「タフなイニングがたくさんあった中で何とかしのぎながらというところで100球クリアできた。そういうステップとしては良かったと思います。(ファームでは)すごく自分の中でいい時間を過ごせたなと思っていますけど、それを本当に良かったなと思えるのは自分の今後次第だと思いますし、それが大事になってくるのかなと思っています」

田中投手、4日のピッチングは変化球も織りまぜた中、最速は146kmを見せました。今シーズン中の一軍登板はあるのか?その復活が待たれます。