大の里、押しを受ける稽古 「体勢立て直すことを意識」

AI要約

関脇大の里は大関昇進の可能性を秘めた24歳の大器で、相撲取りでなく押しを受ける稽古を重点的に行い、体勢を立て直すことを意識している。

師匠の二所ノ関親方との稽古で意欲が高まり、自身の立ち合いをする機会を通じて上位の力士の凄さを感じ取り、成長を図ろうとしている。

本番に向けて準備を整え、積極的な姿勢を見せている関脇大の里は、将来の活躍が期待されている。

 関脇大の里は4日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で相撲を取らず、押しを受ける稽古を重点的に行った。守勢の状況を想定して幕下以下の力士の攻めを残し、192センチの長身を丸めて前に出る動きを確認。「しっかり体勢を立て直すことを意識した。いい感じだ」と本番を見据えた。

 成績次第で大関昇進の可能性がある24歳の大器。2日に師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と17番取り、意欲がさらに増したという。「自分の立ち合いをさせてもらえなかった。上にいった方のすごさを感じた。勉強していく」と話した。