DeNA東が12勝目、投打に存在感 首位と6ゲーム差「目の色を変えて戦う」
AI要約
DeNAが台風の影響で4試合中止後、エース東克樹の力強い投球で広島に勝利。
東克樹が8回まで1失点で12勝目を挙げる素晴らしいピッチングを見せた。
チームが再び団結し、勢いづけられた試合で広島とのゲーム差を6に縮めた。
台風の影響で4試合連続中止。仕切り直しの一戦となったDeNAは、エース東克樹の気迫が光った。首位広島に八回途中1失点で12勝目。反転攻勢へ、「負けられない試合が続く。なんとしても勝つという強い気持ちだった」と覚悟のこもった96球で4連勝へ導いた。
低めへの制球はいつも通りに文句なし。八回に3連打で1点を失うまでは、得点圏に走者がいても危なげなかった。先制した直後の二回2死一、三塁で迎えた会沢は、内角への変化球で三ゴロに。「ピンチをしっかりゼロで抑えて、自分の中でリズムに乗っていけた」と振り返った。
2－0の四回2死満塁では防御率1点台の好投手、森下から適時打も放った。無死満塁から併殺打と嫌な空気だっただけに、「0（点）だったら相手に流れが行ってしまう。大きな1点だった」と自賛する一打でチームを勢いづけた。
9月初戦を前に、1日には全体ミーティングでチームの意識を再統一したという。「ここからの試合、より目の色を変えて戦っていこう、と。きょうは全員気合が入っていた」と東。広島とのゲーム差は「6」。まだまだ勝負はここからだ。（川峯千尋）
