負傷ドヘニーに大橋会長「10キロ以上増えたことが腰痛めた原因なのかも。大食い競争じゃない」

AI要約

井上尚弥が4団体統一スーパーバンタム級の防衛に成功する。

対戦相手のドヘニーが7回でTKO負けを喫し、試合を途中棄権する。

試合後、ドヘニーは負傷によりリングを去り、会見には参加しなかった。

負傷ドヘニーに大橋会長「10キロ以上増えたことが腰痛めた原因なのかも。大食い競争じゃない」

<プロボクシング:4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇東京・有明アリーナ

 4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が7回TKOで、防衛(WBAスーパー、IBF2度目、WBC、WBO3度目)に成功した。

 WBO世界同級2位の元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)の挑戦を受け、7回16秒TKO勝利。

 7回に、開始から井上が猛然とラッシュ。ドヘニーが突然、腰を押さえて崩れ落ちた。腰を痛めたもようで、そのままレフェリーがストップ。TKO勝利となった。

 ドヘニーは、井上の強打でダメージが蓄積。陣営によれば、6回に負傷したという。試合後は自力では歩けず、両肩を支えられながらリングを去り、記者会見には姿を見せなかった。

 このアクシデントについて、会見で井上の大橋ジム、大橋秀行会長は「(計量後)体重が10キロ以上増えたことが、腰を痛めた原因なのかもしれない。何キロ増えたとか、ちょっとあんまり意味がないと思う。大食い競争をしているわけじゃないので。あまり、(増量の)意味はないんじゃないか」と冷静に分析した。