【巨人】延長10回に大勢が痛恨の失点 接戦落とすも「よく追いついた。大きな収穫」阿部監督

AI要約

巨人は最下位ヤクルトに延長10回の激戦の末、1点差で敗れた。

助っ人の活躍も空しく、首位浮上は果たせず。

首位広島の敗戦により、ゲーム差は0・5のまま。

【巨人】延長10回に大勢が痛恨の失点 接戦落とすも「よく追いついた。大きな収穫」阿部監督

<巨人3-4ヤクルト>◇3日◇京セラドーム大阪

 巨人が最終盤の粘りも及ばず最下位ヤクルトに手痛い1敗を喫した。延長10回に大勢が打たれた。2死三塁から並木に中前への決勝打を許した。14試合連続無失点中だった守護神が痛恨の失点で、首位浮上は手中からこぼれ落ちた。

 助っ人の起死回生の1発も空砲に終わった。3点を追う9回2死二、三塁、モンテスが小沢のカウント1-1からのフォークを捉えた。左中間席への来日1号同点3ランで食らいついた。完封負け寸前の敗色ムードを一掃させたかに見えたが、直後に再び勝ち越しを許した。

 首位広島が敗れたため、ゲーム差は0・5のまま。接戦を落とした阿部監督は「よく追いついたね。(大勢の失点は)そんな時もある。そこまで持ってこれたっていうのは大きな収穫として明日につないでもらいたい」と前を向いた。

 ▽巨人モンテス(9回2死二、三塁で1号3ラン)「1発を狙っていました。チームが勝てればもっと良かったかなと思います。(記念球が)もし戻ってきたら、アクリルケースに入れて自宅に飾りたいと思います」