巨人ファン驚愕「なんで取れるん」 美技連発…12球団最強の29歳は「GG賞間違いなし」

AI要約

巨人・吉川尚輝内野手が初のゴールデン・グラブ賞へ向け、驚異的な守備と打撃を展開している。

守備指標のUZRやRngRがトップクラスであり、総合的な貢献度も高い。

ファンや専門家からも高い評価を受ける吉川の活躍に期待が高まっている。

巨人ファン驚愕「なんで取れるん」 美技連発…12球団最強の29歳は「GG賞間違いなし」

 巨人・吉川尚輝内野手が初のゴールデン・グラブ賞へ向け、“たまらん美技”を次々と披露している。1日の試合終了時点で、守備指標「UZR」は「5.5」をマーク。二塁手では12球団1位を誇っている。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、吉川尚のUZRは2位の田中幹也内野手(中日)の「3.9」を大きく上回って両リーグ1位。また、守備指標の中で特に際立つのが、守備範囲を表す指標(RngR)で、12球団トップの「2.9」をマークしている。球際に強く、広い守備範囲で多くのアウトをもぎ取っていることがよくわかる。

 貢献度の高さは、守備だけに留まらない。ここまでの全119試合に出場し、打率.271、3本塁打35打点11盗塁。安打数ではリーグ7位の120本を記録している。打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」で「3.1」。これも二塁手1位の数字だ。

 日々美技を連発する吉川に、ファンは「あれ取るんえぐい」「なんで取れるん」「なんでそこにおるねん」と驚きの声を連発。「間違いなく12球団セカンドで1番上手い」「GG賞間違いなし」と初タイトルに期待するコメントもあった。

データ提供:DELTA

 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。