レアル・マドリード、セバージョスの負傷を発表…カマヴィンガ、ベリンガムに続き中盤にケガ人

AI要約

レアル・マドリード所属のダニ・セバージョスが負傷し、右足首の靭帯を損傷。離脱期間は6~8週間見込まれる。

セバージョスはベティス戦で負傷し、今シーズン初の先発出場だったが65分で交代。以前はアーセナルでプレーし、昨季は出遅れると不完全燃焼のシーズンを過ごした。

負傷者が続出している中、セバージョスは自身の価値を示すチャンスとして自己最多の試合に期待されていたが、無念の離脱が決まった。

レアル・マドリード、セバージョスの負傷を発表…カマヴィンガ、ベリンガムに続き中盤にケガ人

 レアル・マドリードは2日、同クラブに所属するスペイン人MFダニ・セバージョスの負傷状況を報告した。

 セバージョスについては、1日に行われたラ・リーガ第4節ベティス戦(○2-0)に先発出場。カンテラ(育成組織)時代を過ごした思い入れのある古巣との一戦で、今シーズン初めてスタートリストに名を連ねていたが、後半の序盤に右足首を痛めた。セバージョスは同箇所を気にする素振りを見せながら、なんとかピッチに立ち続けたものの、65分にモロッコ代表MFブラヒム・ディアスとの交代を強いられていた。

 ベティス戦から一夜が明け、レアル・マドリードがセバージョスのメディカルレポートを発表。メディカル部門による検査の結果、右足首の靭帯を損傷していることが確認され、グレードⅢの捻挫と診断された。クラブから離脱期間は公表されていないものの、スペインメディ『マルカ』によると、6~8週間程度の離脱が見込まれるという。

 現在28歳のセバージョスは、2017年夏にベティスからレアル・マドリードへ完全移籍加入。その後、アーセナルへの2年間のレンタル移籍を経て、2021年夏にレアル・マドリードに復帰した。2022-23シーズンは自己最多となる公式戦通算46試合の出場で1ゴール9アシストを記録し、クラブとの契約を延長。スペイン代表復帰も果たしたが、昨季はプレシーズン期間の負傷の影響で出遅れると、復帰後も序列を覆すことができず。終わってみれば27試合の出場、うち先発は8試合のみと“不完全燃焼”のシーズンを過ごしていた。

 今夏には移籍の噂も浮上していたものの、レアル・マドリード残留を決意。ベティス戦は今季初のスタメン出場となっただけでなく、レアル・マドリードでの公式戦通算150試合目の出場だった。

 現在、レアル・マドリードでは、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ、イングランド代表MFジュード・ベリンガムが負傷中。“インテリオール”(インサイドハーフ)に離脱者が続出しているなか、セバージョスにとっては自身の価値を示す絶好の機会でもあったが、無念の負傷離脱が決まった。