レアル指揮官がチーム状況の改善に自信 「問題が明確であれば、あとはそれを解決するだけ」

AI要約

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督がチームの課題と改善策を語る。

勝ち点差に満足していないものの、首位への差は自己ベストのプレー不足が原因との見解。

アンチェロッティ監督はヴィニシウスとエンバペの良好な関係性を強調し、攻撃面には自信を見せる。

レアル指揮官がチーム状況の改善に自信 「問題が明確であれば、あとはそれを解決するだけ」

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が8月31日、翌9月1日にホームで行われるラ・リーガ第4節のベティス戦に向けた前日記者会見に出席。チーム状況などを語ったコメントを、スペインメディア『アス』などが報じている。

 昨季はチャンピオンズリーグ(CL)で優勝し、ラ・リーガも制覇したレアル・マドリード。そのチームにフランス代表FWキリアン・エンバペが加入し、今季もラ・リーガの優勝候補筆頭と見られていたが、第3節を終えて1勝2分けと、思うようなスタートをきれていない状況だ。

 記者からチーム状況への不安を尋ねられたアンチェロッティ監督は、「問題を解決しようとしているからこそ、心配という感情が生まれる。ここまではコンパクトなブロックを作れていなかった。そこを改善する必要があるだろう。選手たちともそのことについて話したが、彼らも同じ意見だった。問題が明確であれば、あとはそれを解決するだけだ」と返答し、チームの改善に自信を見せた。

 また、第3節終了時点で首位バルセロナとの勝ち点差が「4」であることを指摘されると、「この状況に満足はしていないが、それは首位との勝ち点差によるものではなく、自分たちのベストなプレーができていないからだ。シーズンは非常に長いし、現在の勝ち点差にそれほど大きな意味はない」との見解を示した。

 さらに、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニールとエンバペの関係性を問われると、「彼らは良い関係性でプレーしているし、攻撃的な部分はうまくいっている。どの試合でもゴールを決めているし、問題はない。時間が経つにつれて、ヴィニシウスとエンバペだけでなく、エンバペと中盤の選手との関係性も良くなるだろう」と主張。守備面に課題は残るものの、攻撃面に関しては心配していないことを強調した。