「ゲームごとに調子を上げている」プレミア2試合ぶり先発の鎌田大地、チェルシー戦での現地メディアの評価は?「重要なパスを送るのに1度や2度苦労した」
クリスタル・パレスがチェルシーとの試合で引き分けるも、鎌田大地は活躍。試合後の評価も高く、プレミアリーグでの成長が期待される。
鎌田はボックス内でのプレーを中心にチャンスを演出し、シュートも決め、プレミアリーグでの生活に着実に適応している。
移籍後初得点を決めるなど活躍が目立つ鎌田。今後もプレミアリーグでの活躍に期待が高まる。
今夏に鎌田大地が新加入したクリスタル・パレスは9月1日、プレミアリーグの第3節で、チェルシーと敵地で対戦した。
パレスは25分、ニコラス・ジャクソンにゴールを奪われて先制を許すも、55分にエベレチ・エゼが技ありのコントロールショットを決めて追いつき、1-1で引き分けた。
この一戦でリーグ戦2試合ぶりに先発出場した鎌田は、3-4-2-1の2シャドーの一角に入り、いくつかチャンスを創出。77分には強烈なシュートを放つなど、88分に交代するまで奮闘した。
英メディア『News Shopper』は試合後、パレスの選手たちを採点。鎌田には10点満点中の「6点」を与えて、以下のように評している。
「クリスタル・パレスの日本代表は、プレミアリーグでの生活に適応しながら、ゲームごとに調子を上げている。チェルシー戦では、ボックス内で十分にボールに絡めなかったとはいえ、終盤には際どいシュートを放った」
また、『GIVEMESPORT』は、採点記事で日本人MFに「7点」を付与。「上手く役割をこなしたが、重要なパスを送るのに1度や2度苦労した。後半は、よりスピリットや鋭さを見せ、ゲームに上手く入れていた」と寸評を添えた。
8月27日のカラバオカップ・ノリッジ戦(4-0)では移籍後初得点をマークするなど、1ゴール・1アシストと活躍した鎌田。次はプレミアでの目に見える結果に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部