【広島】Vに燃える30歳ハーン すしにハマって食べ歩き「ブリ、ハマチ、タイ…ウニおいしかった」

AI要約

広島カープの助っ人左腕、テイラー・ハーン投手が30歳の誕生日を迎え、バースデー登板を期待していたが台風の影響で中止となった。

ハーン投手は日本の食文化にも馴染み、各地のすし屋巡りを楽しんでおり、ウニなどの新しい食材にも挑戦している。

チームが優勝争いに入る中、ハーンは日々を大事にし、自分に任された仕事を全力でこなす準備をしている。

【広島】Vに燃える30歳ハーン すしにハマって食べ歩き「ブリ、ハマチ、タイ…ウニおいしかった」

 すっかり日本食通に…。広島の助っ人左腕、テイラー・ハーン投手が30日に30歳の誕生日を迎えた。

 来日1年目ながら25試合で12ホールド、防御率1・52の好成績。今や勝利の方程式に欠かせない男は「もし自分の誕生日に投げることができれば(自分への)いいプレゼント。そこにチームの勝ちがつくととてもうれしいよ」と〝バースデー登板〟を心待ちにしていたが、同日のヤクルト戦(マツダ)は台風10号の影響で中止。遠征先の名古屋から広島への移動を兼ねた休養日となった。

 チームは首位の座を巨人に明け渡したが、わずか0・5ゲーム差。優勝争いが本格化する9月はMLBで5年間プレーし、101試合に登板した左腕にとっても胸が高鳴る季節だ。「これまでの誕生日でプレーオフをかけてとか、チームの優勝がかかっているとかはなかったからね」。ますますヒリヒリしてくるマウンドに燃えまくっているという。

 5月下旬から一軍に昇格して以降、初めての日本での生活にもこだわりが出てきた。「休みの日は食事に行くことが好き。広島だけでなく、ビジターの遠征先でも街に出た時は探すようにしているよ」と話すハーンが励んでいるのが、各地の〝すし屋巡り〟だ。

 お気に入りのネタも「ブリ、ハマチ、タイ…いろんなものを食べているよ」と増え続けている模様。8月の東京遠征中には「初めてウニを食べたよ。おいしかったね」と今では完全にトリコになっている。

 野球にも食文化にも完璧に順応したハーンは「確かにチームがいいポジションにいることは知っている。けど、何が起こるか分からない状況。1試合1試合、チームのために投げ抜くことだけ。自分に任されたところをやるだけだよ」とキッパリ。ラストスパートへ、準備は万全だ。