中野麟太朗、食べログでリサーチしたほうとうで英気「元気満タンです」/フジサンケイクラシック
第52回フジサンケイクラシックが山梨で開催され、アマチュア中野麟太朗が期待される大器であることが紹介される。
中野麟太朗は尾崎将司の門下生で飛ばし屋として知られ、将来が期待されている。
中野麟太朗は飲食店情報サイトを趣味とし、練習前に山梨名物ほうとうを楽しんでエネルギーを蓄える。
男子ゴルフの「第52回フジサンケイクラシック」(サンケイスポーツなど主催)は29日から4日間、山梨・富士桜CC(7424ヤード、パー70)で開催される。28日はプロアマ戦が行われた。アマチュアで2年連続出場の中野麟太朗(20)=早大3年=は会場の練習場で調整。「成長した姿を見せることができたら」と開幕を心待ちにした。
大会最多の6勝を誇る尾崎将司(77)が主宰する「ジャンボ尾崎アカデミー」の門下生で、ドライバーの平均飛距離は300ヤードを超える飛ばし屋。昨年大会は2位発進すると、最後は15位でローアマに輝いた。今季開幕戦の「東建ホームメイトカップ」では首位発進し、自己最高の4位に入るなど、将来を嘱望されている大器だ。
飲食店情報サイト「食べログ」で試合会場近くの飲食店を調べることが趣味だ。この日の練習前には、父・恵太さんが見つけた店で山梨名物のほうとうに舌鼓を打ち、「元気満タンです」とエネルギーを蓄えた。
「いい成績を出して、ジャンボさんに何か言葉をかけてもらえたら」。師匠の背中を追い、史上8人目のアマVを狙う。(鈴木和希)