「吐き気がする」ジャパンOP出場の海外バド選手が1回戦途中で棄権→コーチ電撃解雇の“まさかの真相”に衝撃!「彼が試合に賭けているのを見た」

AI要約

アンダース・アントンセンがコーチの突然の解雇を発表

アントンセンはコーチが賭け行為に関与していたことを明かす

アントンセンは今後も最善を尽くすと誓い、メディアには静かにしてほしいと呼びかける

「吐き気がする」ジャパンOP出場の海外バド選手が1回戦途中で棄権→コーチ電撃解雇の“まさかの真相”に衝撃!「彼が試合に賭けているのを見た」

 デンマーク出身のバドミントン選手で、最新世界ランキング6位のアンダース・アントンセンが公式インスタグラムを更新し、二人三脚で歩んできたコーチの電撃解雇を発表した。

 昨年の世界選手権・男子シングルスで銅メダルに輝いたアントンセン。現在横浜で開催されている「ダイハツジャパンオープン2024」に出場していたが、シングルス1回戦を途中棄権していた。27歳の名手は8月25日にインスタ上に長文メッセージを掲載。驚きの真相を明らかにしたのだ。

 アントンセンはコーチであるヨアヒム・ペルソン氏と契約解除で合意したと記し、「このようなメッセージを発信するのは簡単ではない。でも不要な憶測やメディアの追跡を避けるために何があったかを正しく伝えたいと思う」と力を込めた。

 そのうえで「つい先日のことだ。偶然にも僕のコーチが、アリーナで行なわれている1試合に賭けているところを目撃してしまった」と告白。「BWF(世界バドミントン連盟)に登録する選手やコーチにとっては違反行為だ。知ってしまった以上、僕には報告する義務がある。こうした行動からすぐにでも距離を置きたかった。報告して契約を終わらせる、それしか選択肢がなかったんだ」と説明した。

 コーチを務めたペルソン氏との思い出や感謝の気持ちを綴りつつ、「だからこそこんな形で終わることに心底ガッカリしているし、吐き気がするほどだ」と本音を吐露。「彼が賭けたのはランダムな1試合だけだったようだけど、それだけで十分だった。僕とは関係ない試合だったことを強調しておくよ」と続けた。

 

 そして「当面はコーチ不在で取り組み、ツアーにも臨まなければならなくなった。でもこのパズルを攻略するために最善を尽くすよ」と宣言し、「同時に、自分を見つめ直す時間が欲しい。いま話せることはすべて話したつもりだ。なのでどうかメディアには、僕をそっとしておいてもらいたい」と呼びかけた。

 ちなみにアントンセンはパリ五輪にもデンマーク代表として出場。男子シングルスは準々決勝でリー・ジージャ(マレーシア)に0-2で敗れ、メダル獲得は果たせなかった。

構成●THE DIGEST編集部