バドミントンのスター選手 ジャパンOP後にコーチを電撃解雇「試合に賭けているのを見た」

AI要約

バドミントン男子で世界ランク3位のアンダース・アントンセンが、コーチを解雇した理由をインスタグラムで明かし、波紋を広げている。

アントンセンはコーチが試合に賭けているのを目撃し、その行為についてBWFへの通報義務があることを強調し、コーチを解雇したことを説明した。

選手にとって裏切りとなったこの事件について、アントンセンは全てを明確にしたいと述べている。

バドミントンのスター選手 ジャパンOP後にコーチを電撃解雇「試合に賭けているのを見た」

 バドミントン男子で世界ランク3位のアンダース・アントンセン(デンマーク)が、インスタグラムでコーチを解雇したことを明かし、波紋を広げている。

 アントンセンは、25日まで行われたダイハツジャパンオープンに出場。しかし、1回戦途中で棄権した。その後、インスタグラムに長文を掲載。コーチのヨアヒム・ペルソン氏を解雇すると発表した。アントンセンは臆測を避けるために詳細を告白。

「先日、偶然、コーチがアリーナで行われる試合に賭けているのを見た。BWF(世界バドミントン連盟)に出場する選手のコーチとして、これは違反だ」と記した。

 さらに「BWFに出場する選手として、このような行為を知ったらすぐに報告する義務がある。報告しないことは、BWFの行動規範に違反することになる。私はこの行為から距離を置きたいので、報告して契約を解除するしか選択肢はなかった」と説明した。

 アントンセンは、ペルソンコーチが自身を支えてくれたことを記した上で「だから私たちの道がこのように終わってしまったことに、私は本当にがっかりし、吐き気がする。私は何も知らないことを明確にしておきたい。ランダムな試合に賭けたという事件が1件だけあることは知っているが、私にとってはそれで十分。また、その試合には私自身は参加していなかった」と彼は付け加えた。

 選手にとって大きな裏切りと言えそうだ。