【名古屋グランパス】GK武田洋平、中学生に語ったプロ生活20年の秘訣「やればやるほど経験値が上がっていく」

AI要約

J1名古屋のGK武田洋平(37)が中学生に講話し、練習量とコミュニケーション能力の重要性を強調。

練習とコミュニケーションの積み重ねが成功につながると語り、他人と比較せずに自分に合った道を進むことの重要性を説いた。

今季残り10試合の中で、プロ生活における礎を築いた経験を活かし、GKランゲラックのラストシーズンに向けて準備を進めている。

【名古屋グランパス】GK武田洋平、中学生に語ったプロ生活20年の秘訣「やればやるほど経験値が上がっていく」

 J1名古屋のGK武田洋平(37)が27日、グランパスみよしFCの中学生に、愛知県みよし市のおかよし交流センターで講話し、大切にしてきたことを伝えた。

 プロ20年目、チーム最ベテランが挙げたのは、練習の量、コミュニケーション能力だった。「悲しいお知らせやけど(練習量は)やらんとだめ」とにやり。質はもちろん、いかに打ち込むか。大津高時代はキックを「めちゃくちゃした」といい、自身の特長にした。

 練習もコミュニケーションも積み重ね。「結局それが悩みにつながり、サッカーに集中できない経験がある。やればやるほど経験値が上がっていく」と取材で明かした。

 その上で強調したのは、他人と比較しないこと。自身のプロ初出場は5年目。「比べると、おれはやってるのに、となる」。遅咲きでも息の長いプロ生活の礎となったようだ。「自分に合ってることをやればいい。それを見つけることが大事」。今季残りは10試合。GKランゲラックのラストシーズンも、やるべきことに集中し、出場機会に備える。