バドミントン山口茜 2年ぶり決勝進出で4度目Vに王手「どれだけ楽しめるかにフォーカスしたい」

AI要約

バドミントン ジャパン・オープンで、山口茜が決勝進出。奈良岡功大は敗戦。岩永鈴、中西貴映組も敗退。

山口茜は相性の良い相手に2-0で勝利し、4度目の優勝に向けて王手。

山口茜はホームの声援に感謝し、楽しみながら戦う姿勢を示す。

バドミントン山口茜 2年ぶり決勝進出で4度目Vに王手「どれだけ楽しめるかにフォーカスしたい」

 ◇バドミントン ジャパン・オープン(2024年8月24日 横浜アリーナ)

 各種目の準決勝が行われ、パリ五輪代表で女子シングルスの山口茜(27=再春館製薬所)はスパニダ・カテトン(26=タイ)を2―0で下し決勝に進んだ。男子シングルスの奈良岡功大(23=NTT東日本)は周天成(34=台湾)に0―2で敗戦。女子ダブルスの岩永鈴(25)、中西貴映(28)組(BIPROGY)は白ハナ(23)、李昭希(30)組(韓国)に0―2で敗れた。

 女子シングルスで、山口は「勝ってホッとした。ストレートで終われて安心した」と白い歯を見せた。過去3戦全勝と相性の良い相手から第1ゲームを奪い、第2ゲームは終盤リードされる苦しい展開を制し「お客さんに盛り上げてもらった」とホームの声援に感謝した。

 2年ぶりの決勝進出で大会最多に並ぶ4度目の優勝に王手をかけた。「ここまで来たら優勝が欲しいけど、どれだけ楽しめるかにフォーカスしたい」と冷静に話した。