【卓球】張本美和 直近はアジア選手権に照準「いい成績を」 パリ五輪団体銀には悔しさも

AI要約

パリ五輪代表の張本美和が真夏の祭典での成績や今後の目標について語った。

帰国後の練習再開やTリーグでの活躍について報告し、ロサンゼルス五輪を見据えていることを述べた。

新たな一歩を踏み出している張本美和の姿が伺える。

【卓球】張本美和 直近はアジア選手権に照準「いい成績を」 パリ五輪団体銀には悔しさも

 卓球女子でパリ五輪代表の張本美和(木下グループ)が直近の目標を明かした。

 11日に閉幕した真夏の祭典では、団体の銀メダル獲得に貢献した。27日には都内で行われた日本協会の報告会に出席。「試合前は緊張や不安ばかりだったが、1試合目から自分らしく自信を持って最後まで戦うことができたので、本当にそこは成長できた部分かなと思う」と収穫を語った。

 パリからは13日に帰国し、時差ボケ解消を兼ねてすぐさま練習を再開したという。早速25日のTリーグ開幕戦では、シングルス、ダブルスで計2勝を挙げた。「帰ってきてからTリーグの開幕戦に向けて準備をしてきて、いいスタートが切れたかなと思っている」と安堵の表情を浮かべた。

 初の大舞台は「金メダルが欲しかった気持ちもある」と悔しさも感じた。悲願の頂点取りを見据える上で「アジア選手権(10月、カザフスタン・アスタナ)のシングルスに出るのは初めてなので、そこでいい成績を残したい」ときっぱり。4年後のロサンゼルス五輪に向けて、新たな一歩を踏み出した。