アルボン「アップグレードが機能してクルマが速くなったことはポジティブ」:ウイリアムズ F1第15戦決勝
ウイリアムズのアルボンは14位、サージェントは16位でオランダGPを終えた。
アルボンはタフなレースだったが、チャンスを逸し、戦略も他とは異なるがうまくいかず、次戦に向けて成長を目指す。
サージェントは車両修復に感謝しつつも、ペースに欠け1ストップ戦略もうまく機能せず苦戦したレースとなった。
2024年F1第15戦オランダGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは14位、ローガン・サージェントは16位でレースを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=14位(71周/72周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
タフなレースだった。アウト・オブ・ポジションのスタートになり、残念ながら中団グループのバトルを抜け出せるほどのペースはなかったからだ。本来の位置からスタートできれば、このサーキットなら9位は十分に可能だったと思うけど、これが現実だから仕方がない。だが、僕がチャンスを逸したことで、一番利益を得たのは選手権の順位を争うライバルだったから、その意味ではダブルパンチになった。
戦略面で周りとは違うことを試したけど、それもチームメイトを助けようとした前方のドライバーたちにカバーされてしまった。その点でもちょっと不運だったね。明るい面をみるとすれば、アップグレードが機能してクルマが速くなったことはポジティブだ。このタフな週末に見出した課題と学びを活かしつつ、次のモンツァに焦点を合わせていきたい。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=16位(71周/72周)
18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
まず、レースに出られるようにクルマを修復してくれたチームのみんなに、心からありがとうと言いたい。どれほど大変な作業だったか知っているだけに、僕としては感謝の気持でいっぱいだ。
ただ、コース上ではちょっとペースに欠けていた。戦略的には1ストップを機能させようと試みたが、防戦一方だったことに加えてブルーフラッグにも対応しなければならず、なかなか難しいものがあった。あの位置からのスタートでは、どうしたってタフなレースになっただろうけどね。
[オートスポーツweb 2024年08月27日]