野口莉央がチャレンジャー大会で2度目の準優勝、清水悠太はチョン・ユンソンとのダブルスでタイトルを獲得 [済南チャレンジャー/テニス]
ATPツアー下部大会「済南オープン」での男子シングルス決勝で、野口莉央が準優勝を果たした。
野口は準々決勝や準決勝で好成績を残し、ダブルスでも素晴らしい活躍を見せた。
野口の活躍により、今後のテニス界での期待が高まる一戦となった。
ATPツアー下部大会「済南オープン」(チャレンジャー50/中国・山東省済南/8月19~24日/賞金総額4万1000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第5シードの野口莉央(明治安田生命)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したウー・イービン(中国)に5-7 3-6で敗れはしたが準優勝を飾った。試合時間は1時間29分。
2019年全日本テニス選手権のチャンピオンで25歳の野口がチャレンジャー大会で決勝に進出したのは2022年10月のプレイフォード(チャレンジャー80/ハードコート)以来で2度目だったが、初勝利はならなかった。
今大会での野口は1回戦でボグダン・ボブロフ(ロシア)を7-5 6-4で、2回戦でエイダン・マクヒュー(イギリス)を6-3 6-3で、準々決勝で予選勝者のシン・ウビン(韓国)を6-3 6-2で、準決勝では第1シードの清水悠太(三菱電機)を7-6(4) 3-6 7-5破って決勝進出を決めていた。
ダブルスではチョン・ユンソン(韓国)/清水が第2シードから勝ち上がり、決勝で野口/エドワード・ウインター(オーストラリア)を6-3 6-7(5) [10-6]で倒してタイトルを獲得した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者
<試合結果◎日本人選手|本戦>
■男子シングルス決勝
●16野口莉央(日本/明治安田生命)[5] 5-7 3-6 ○22ウー・イービン(中国)[WC]
■男子シングルス準決勝
●1清水悠太(日本/三菱電機)[1] 6-7(4) 6-3 5-7 ○16野口莉央(日本/明治安田生命)[5]
■男子シングルス準々決勝
○1清水悠太(日本/三菱電機)[1] 6-4 5-7 7-5 ●5フィリップ・ヘニング(南アフリカ)
○16野口莉央(日本/明治安田生命)[5] 6-3 6-2 ●10シン・ウビン(韓国)[Q]
■男子シングルス2回戦
○1清水悠太(日本/三菱電機)[1] 6-2 6-1 ●4ジョウ・イー(中国)
○16野口莉央(日本/明治安田生命)[5] 6-3 6-3 ●14エイダン・マクヒュー(イギリス)
■男子シングルス1回戦
○1清水悠太(日本/三菱電機)[1] 6-4 6-2 ●2ジン・ユクァン(中国)[WC]
○16野口莉央(日本/明治安田生命)[5] 7-5 6-4 ●15ボグダン・ボブロフ(ロシア)
●17内田海智(日本/富士薬品)[8] 6-7(9) 6-2 6-7(9) ○18ジェイコブ・ブラッドショー(オーストラリア)[Q]
●6守屋宏紀(日本/安藤証券)0-6 4-6 ○5フィリップ・ヘニング(南アフリカ)
●30越智真(日本/江崎グリコ)2-6 3-6 ○29モ・イェコン(中国)[Q]
■男子ダブルス決勝
○16チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)[2] 6-3 6-7(5) [10-6] ●2野口莉央/エドワード・ウインター(明治安田生命/オーストラリア)
■男子ダブルス準決勝
○16チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)[2] 7-6(4) 6-4 ●12フランシス ケーシー・アルカンタラ/スン・ファジン(フィリピン/中国)[3]
○2野口莉央/エドワード・ウインター(明治安田生命/オーストラリア)6-3 6-4 ●8ワン・アオラン/ジョウ・イー(中国)[WC]
■男子ダブルス準々決勝
○16チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)[2] 7-6(2) 3-6 [10-3] ●14ファン・ツン ハオ/ウー・トゥンリン(台湾)
○2野口莉央/エドワード・ウインター(明治安田生命/オーストラリア)7-6(1) 2-6 [10-8] ●3越智真/渡邉聖太(江崎グリコ/橋本総業ホールディングス)
■男子ダブルス1回戦
○16チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)[2] 6-4 6-2 ●15ツイ・ジー/シン・ウビン(中国/韓国)
○2野口莉央/エドワード・ウインター(明治安田生命/オーストラリア)6-0 2-6 [11-9] ●1ホー・レイ/ナム・ジソン(台湾/韓国)[1]
○3越智真/渡邉聖太(江崎グリコ/橋本総業ホールディングス)6-4 1-6 [14-12] ●4プルチャ・イサロ/クリストファー・ルンガット(タイ/インドネシア)