秋場所で大関昇進可能性の大の里、19日間の夏巡業完走 大関豊昇龍に胸借り「いい稽古できた」

AI要約

関脇大の里は夏巡業を19日間完走し、大関昇進の可能性を秋場所の成績次第で持っている。

最終日の稽古では関脇霧島や前頭若隆景に勝利し、大関豊昇龍とのぶつかり稽古で成長を感じたと述べた。

2度目の巡業完走に満足感を抱きながら、北海道や青森などでの思い出深い巡業を振り返った。

秋場所で大関昇進可能性の大の里、19日間の夏巡業完走 大関豊昇龍に胸借り「いい稽古できた」

 秋場所の成績次第で大関昇進の可能性がある関脇大の里が、砂まみれになって19日間の夏巡業を完走した。

 最終日25日の朝稽古は、申し合いで優勝経験者の関脇霧島、前頭若隆景に完勝するなど4勝1敗。その後、ぶつかり稽古で約3分間、大関豊昇龍に胸を借りた。何度も転がされたが「ありがたい。9月に向けて、いい稽古ができた」と手応えを口にした。「初めて北海道に行ったり、青森で高校最後の試合の時以来の道を通ったり。思い出に残った巡業」。2度目の巡業完走に充実感を漂わせた。