大相撲夏巡業に先場所途中休場の豊昇龍が合流 照ノ富士は取組から外れる

AI要約

大関豊昇龍が右内転筋の怪我から復帰して夏巡業に合流し、稽古を行わずに参加。名古屋場所での休場後、トレーニングを続ける中、秋場所に向けて調整している。

横綱照ノ富士は左膝の古傷で十両北の若との稽古を急遽外れ、神奈川県巡業への参加を検討中。

東京都大田区で23日に行われた大相撲夏巡業に、右内転筋を痛めて休場していた大関豊昇龍が合流した。豊昇龍は相撲を取る稽古は行わず、ぶつかり稽古で小結大栄翔らに胸を出すなどし、「巡業は出なければいけないと思っていた。(夏巡業は)あと3日しかないけど、3日でも違う」と語った。

名古屋場所を途中休場してからは、所属する立浪部屋で上半身のトレーニングをしたり、若い衆に胸を出したりしてきたという。26日の秋場所番付発表以降、徐々に調整のペースを上げていく計画だ。

横綱照ノ富士は朝稽古で十両北の若に胸を出したが、古傷の左膝を気にするしぐさを見せ、取組から急遽(きゅうきょ)、外れた。関係者によると、水がたまった左膝の状態が思わしくなかったため。神奈川県内で行われる24、25日の巡業には参加する意向を示している。