ノリスがフェルスタッペン抑えPP獲得、オランダGP

AI要約

マクラーレンのランド・ノリスが地元オランダGPでポールポジションを獲得。

雨と強風の中でノリスが最速タイムを記録し、フェルスタッペンを上回る。

ハミルトンやサインツ・ジュニアの予選敗退、アルボンの失格などの出来事もあった。

ノリスがフェルスタッペン抑えPP獲得、オランダGP

【AFP=時事】24F1第15戦オランダGP(Dutch Grand Prix 2024)は24日、予選が行われ、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が地元の期待を背負うレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を上回り、ポールポジションを獲得した。

 雨が降った後の強風が吹くコンディションの中で、ノリスは1分9秒673の最速タイムを記録し、1分10秒029のフェルスタッペンを上回った。

 二人の争いは土壇場までもつれ込み、残り1分を切ってからまずはフェルスタッペンが最速タイムを更新して客席のオレンジ軍団を沸かせた。しかしノリスがその直後にトップを奪い返し、通算4回目のポールポジションを獲得してフェルスタッペンのファンを落胆させた。

 マクラーレンのオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)が3番手に入り、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)が4番手、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が5番手で続いた。

 一方で、メルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とフェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)は、予選Q2敗退という大きな失意を味わった。さらにハミルトンは、Q1でペレスを妨害したことで3グリッド降格のペナルティーを受け、決勝は14番手からのスタートと最悪の予選になった。

 ウィリアムズ(Williams)勢にとっても苦しい1日になり、ローガン・サージェント(Logan Sargeant)はフリー走行3回目でクラッシュしたため予選に出場できなかった。アレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)は8番手でフィニッシュしたが、マシンを大幅に改修した中で、フロア部分に技術規定違反が見つかったため失格となり、決勝は最後方からのスタートとなった。

 RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は13番手となり、決勝では11番グリッドからスタートする。【翻訳編集】 AFPBB News