【F1オランダGP:予選レポート】ノリスが圧巻のPP獲得!角田とリカルドはQ3進めず、フェルスタッペン2番手から母国GPに挑む

AI要約

オランダGP予選の結果、セルジオ・ペレスがQ1で最速を記録し、ダニエル・リカルドが敗退。Q2では角田裕毅、カルロス・サインツ、ルイス・ハミルトンが敗退。そしてQ3ではランド・ノリスがポールポジションを獲得し、マックス・フェルスタッペンが2番手に入った。

ペレズ、ラッセル、及びピアストリが好調だった一方で、角田裕毅やサインツ、ハミルトンが苦戦。ノリスの驚異的な速さにも注目が集まった。

ホンダ勢は上位に位置し、ミッドフィールド勢も上位入りを果たすなど波乱の予選となった。

【F1オランダGP:予選レポート】ノリスが圧巻のPP獲得!角田とリカルドはQ3進めず、フェルスタッペン2番手から母国GPに挑む

2024年F1後半戦最初の戦いの舞台オランダGP(ザントフォールト・サーキット)の2日目、予選が行われた。

先ほどのフリー走行3回目はウェット路面でのセッションだったが、この予選は天候も回復し、ドライ路面で行われた。

■Q1:リカルド敗退!最速はペレス

18分間のQ1トップタイムはセルジオ・ペレス(レッドブル)、2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。

HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。

1番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)

7番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

12番手 角田裕毅(RB)

16番手 ダニエル・リカルド(RB)

【F1オランダGP】予選Q1

16 ダニエル・リカルド(RB)

17 エステバン・オコン(アルピーヌ)

18 バルテリ・ボッタス(Kickザウバー)

19 ジョウ・グァンユ(Kickザウバー)

ー ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

先ほどのフリー走行3回目で大クラッシュで炎上したローガン・サージェント(ウィリアムズ)は予選に出場できなかった。

■Q2:角田裕毅、サインツ、ハミルトン、ハース勢もQ2敗退

15分間のQ2トップタイムはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)だった。

最後のアタックでタイムが次々と更新された結果、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、そして角田裕毅(RB)がノックアウトされてしまった。

『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。

5番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)

8番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

13番手 角田裕毅(RB)

【F1オランダGP】予選Q2

11 カルロス・サインツ(フェラーリ)

12 ルイス・ハミルトン(メルセデス)

13 角田裕毅(RB)

14 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

15 ケビン・マグヌッセン(ハース)

■Q3:ノリスが驚異的な速さでPP

12分間のQ3でポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だった。

ノリスは1:09.673を叩き出し、フェルスタッペンに0.356秒差、ピアストリに0.499秒差をつけた。短いコースでこれだけの差をつけたのは驚異的な速さだ。

ペレスは、フェルスタッペンから0.387秒差の5番手につけており、まずまずの結果と言える。

ミッドフィールドからはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)とピエール・ガスリー(アルピーヌ)がトップ10に入り健闘した。

『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。

2番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

5番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)

【F1オランダGP】予選Q3

1 L.ノリス(マクラーレン)

2 M.フェルスタッペン(レッドブル)

3 O.ピアストリ(マクラーレン)

4 G.ラッセル(メルセデス)

5 S.ペレス(レッドブル)

6 C.ルクレール(フェラーリ)

7 F.アロンソ(アストンマーティン)

8 A.アルボン(ウィリアムズ)

9 L.ストロール(アストンマーティン)

10 P.ガスリー(アルピーヌ)