日ハム育成出身の3年目の剛腕が守護神昇格!8月だけで7セーブの大活躍!

AI要約

日本ハムの若手投手、柳川大晟が守護神として活躍するようになってきた。

柳川は力強いストレートやタイミングを外すカットボールで三振を奪い、チームに貢献している。

同じく若手投手の福島蓮も一軍で活躍し、柳川と共にチームの成績向上に貢献している。

日ハム育成出身の3年目の剛腕が守護神昇格!8月だけで7セーブの大活躍!

日本ハムの柳川 大晟(九州国際大付出身)が覚醒しつつある。

日本ハムは守護神を務めていた田中 正義(創価出身)を8月6日に登録を抹消。誰が9回を任されるのか注目を集めていた。

ここまでセットアッパーとして結果を残してききた河野 竜生(鳴門出身)や7月に復帰した池田 隆英(創価出身)が候補と見られていたが、新庄剛志監督は高卒3年目の柳川を守護神に抜擢した。

今年の5月に支配下登録されたばかりの柳川は、8月7日の楽天戦で守護神デビューを果たすと、1回1安打無失点1奪三振でプロ初セーブをマークした。翌日の試合でも1点リードの9回にマウンドへ登ると、1回パーフェクトピッチング。守護神デビューから二夜連続で役割を果たしチームの勝利に大きく貢献し、8月22日まで7セーブを上げている。

身長191センチの長身から繰り出される150キロ超のストレートに鋭いフォークボール。そしてタイミングを外すカットボール。守護神として三振を奪うにはうってつけの球種を揃えている。柳川の一軍初登板は先発であり、中継ぎ起用後に回跨ぎもこなしていることから、この先の起用法はまだわからない。しかし新庄監督体制となってから初のクライマックスシリーズ進出へ向けて、柳川が重要なピースとなることは間違いなさそうだ。

そんな柳川が3位で育成指名を受けた2021年の育成ドラフトを振り返ってみると、日本ハムは1位で福島 蓮(八戸西出身)を指名している。身長190センチで柳川と同じく高身長の福島は今年開幕直前に支配下登録を勝ち取った。

その後4月17日に一軍デビューを果たすと150キロ前後のストレートにフォークボールを武器とし、ここまで10登板(10先発)。成績は1勝3敗、防御率3.18と目立ってはいないが、10先発はチームで5番目。登板間隔を空けながらではあるものの、先発ローテーションの一角を担ってきた。

上位争いをするチームのなかで、柳川と福島の育成出身高卒3年目コンビがどこまで力を発揮できるか楽しみだ。