町田浩樹にプレミアリーグ2クラブも興味?地元紙がボローニャの“CB探し”の現状を特集

AI要約

ベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズに所属する町田浩樹のボローニャ移籍の可能性と、他のセンターバック候補選手の動向が報じられている。

ボローニャは新たなCBを探しており、複数の選手候補が挙がっているが、移籍金や他クラブの関心などで交渉は停滞している。

町田との関連では、ボローニャがリーグで挑戦を求めた日本人選手として注目されており、クリスタル・パレスやノッティンガムも狙っていると報じられている。

町田浩樹にプレミアリーグ2クラブも興味?地元紙がボローニャの“CB探し”の現状を特集

ベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)に所属する日本代表DF町田浩樹は今夏にセリエAのボローニャへ移籍するのだろうか。ボローニャ地元紙『Il Resto del Carlino』が今季チャンピオンズリーグ初出場クラブの“CB探し”を特集している。

前々からセンターバックの補強を目指していると見られるボローニャ。地元紙が「移籍市場の最終ラッシュにおいてもボローニャのプライオリティであり続ける」とするのはトゥールーズに所属する23歳のカーボベルデ代表DFローガン・コスタのようだ。しかし、19日に当事者間の新たな接触があったと伝えられるも、トゥールーズ側が移籍金1900万~2000万ユーロ(約31億~32億6000万円)を求め続けており、ボローニャは改善したオファーを提示しない決断を下したため、交渉は停滞しているという。

一方で、ボローニャのジョヴァンニ・サルトーリTD(テクニカルディレクター)とマルコ・ディ・ヴァイオSD(スポーツディレクター)はリールのブラジル人DFアレクサンドロやブラガのマリ代表DFシクー・ニアキテも視野に入れている模様。だが、2クラブは今月末に控えるチャンピオンズリーグ予選プレーオフやヨーロッパリーグ予選プレーオフのセカンドレグを前にDFの移籍を許可しない構え。地元紙はまた、いずれも移籍金1500万ユーロ(約24億5000万円)が求められることを「この2人は現在二次的なターゲットに過ぎない理由」としている。

そしてそんな中、新たに名前が浮上しているのが、町田とのこと。移籍金については伝えられないものの、「ユニオンSGの26歳の日本人選手コウキ・マチダはCL予選敗退後、ベルギーより格上のリーグへの挑戦を求めた。ただ問題は、この選手においても、クリスタル・パレスやノッティンガムといったプレミアリーグクラブが狙っているということだ」と指摘している。

なお、『Il Resto del Carlino』はチェルシーのDFトレヴォ・チャロバー、数週間前に問い合わせたミランのDFマッテオ・ガッビアに関して、サラリーや移籍金を理由に挙げ、ボローニャが獲得に動く可能性を低いと見る模様。少なくともCBポジションにおいて、同クラブが町田の獲得に乗り出す可能性は低くないかもしれない。