「ローンで獲得することが可能に…」バルセロナのFWアンス・ファティの新天地は本人が望むクラブに?「オファーを待っている」

AI要約

セビージャはバルセロナのFWアンス・ファティをレンタルで獲得することに自信をもっているようだ。ファティは、21歳で昨シーズンブライトンにレンタル移籍していたが、今後の去就に関心が集まっている。

セビージャは、ファティの移籍に向けて準備を進めており、ファティ自身もセビージャ入りに前向きな様子。バルセロナもファティの移籍で財政面の改善を期待している。

夏の移籍市場の最終週まで交渉が続く中、セビージャやバルセロナは移籍を順調に進めるために努力している。

「ローンで獲得することが可能に…」バルセロナのFWアンス・ファティの新天地は本人が望むクラブに?「オファーを待っている」

 セビージャはバルセロナのFWアンス・ファティをレンタルで獲得することに自信をもっているようだ。スペインメディア『todofichajes.com』が、現地時間19日に報じた。ファティの契約は、2027年6月30日までとなっているが、ハンジ・フリック監督の構想からは外れているとみられており、今後の去就に関心が集まっている。 

 21歳のファティは、昨シーズンの下部組織時代から過ごしたバルセロナを離れ、プレミアリーグのブライトンにレンタル移籍。しかし、期待されていたようなパフォーマンスを披露できなかった。今夏は、レンタル期間満了に伴いバルセロナに復帰しているが、クラブでの居場所はないと考えらており、これまでにセビージャ以外にもスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)のフェネルバフチェSKやリーグ・アンのオリンピック・マルセイユなどもレンタルでの獲得に興味を示していると伝えられている。

 同メディアは「(ファティは)可能であればセビージャFCに加入することを希望している」と報じたうえで、「セビージャは、U-23フランス代表DFロイック・バデの移籍を確定させて2000万ユーロ(約32億円)を得るのを待っている。この資金があれば移籍市場に介入できるだけでなく、給与の軽減も図れるため、バルセロナの至宝と呼ばれたアタッカーをローンで獲得することが可能になる」と伝えている。

 さらに「ファティは、セビージャからの正式なオファーを待っている状況で、夏の移籍市場の最終週まで待つ構えだ。ビクトル・オルタSD(スポーツディレクター)を通じて、スペイン人FWには、落ち着くように伝えられており、移籍計画は順調に進んでいるが、一歩一歩進めていく必要がある」とも言及。また、『todofichajes.com』によれば、「バルセロナは、ファティの移籍を確定させることで、ファイナンシャル・サステナビリティ・レギュレーション(FSR)のマージンを得ることを期待している」と明かし、交渉がスムーズに進むことを予想している。