オライリー断念のアタランタがサマルジッチを確保、総額約65億円でウディネーゼとクラブ間合意

AI要約

アタランタがセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(22)を獲得。

サマルジッチの移籍金は約32億6000万円でクラブ間合意に達し、メディカルチェックも近日中に完了。

サマルジッチの加入により、トゥン・コープマイネルスのユベントス移籍が加速し、エデルソンも注目株に。

オライリー断念のアタランタがサマルジッチを確保、総額約65億円でウディネーゼとクラブ間合意

アタランタがセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(22)を手中に収めたようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。

昨シーズン、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げたアタランタは、主力の移籍を考慮し、中盤補強を推進。セルティックのデンマーク代表MFマット・オライリー(23)の獲得に動いたが、4度のオファーをいずれも拒否された。

アタランタはオライリーを諦め、イタリア国内のビッグクラブ移籍も取り沙汰されたサマルジッチにターゲットを変更。すでに2000万ユーロ(約32億6000万円)+ボーナスでクラブ間合意に達したようで、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ボーナスは2000万ユーロになるという。

また、選手自身のメディカルチェックもまもなく完了。問題がなければ正式契約の運びとなる。

左利きのプレーメーカーは、2021年8月にRBライプツィヒからウディネーゼに加入。2年目の2022-23シーズンから本格的にレギュラーに定着し、昨シーズンはセリエAの34試合で6ゴール2アシストを記録した。

昨夏の移籍市場では、インテルがサマルジッチに接近。メディカルチェックまで済ませたが、土壇場で破談となり、ウディネーゼに残留していた。

なお、サマルジッチの加入によりオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)のユベントス移籍が加速する見込み。ブラジル代表MFエデルソン(25)もビッグクラブが関心を寄せる注目株となっている。