ドイツ代表MFギュンドアンが代表引退表明「代表と所属クラブでのプレーは大きな負担」

AI要約

ドイツ代表主将MFイルカイ・ギュンドアンが20日、代表引退を表明した。82試合の代表キャリアを終え、心身の疲れを理由に引退を決断したと語った。

過去10年以上にわたりドイツ代表で活躍し、昨年からは主将も務めていた。2026年ワールドカップに向けて代表チームの応援を続ける意向を示した。

現在バルセロナを移籍先として探しており、新たなチャレンジを模索している。

 ドイツ代表主将MFイルカイ・ギュンドアン(33=バルセロナ)が20日、代表引退を表明した。自身のSNSで「親愛なるファンの皆さま、何週間も考えた末、代表生活を終えることを決心した。2011年10月にAマッチデビュー戦を戦った時は考えもしなかったことだ。国際Aマッチ82試合を戦ったことは大きな誇りだ」とつづった。

 さらに「夏に母国で開催されたユーロ(欧州選手権)でキャプテンとしてチームをけん引したことは大きな光栄だった。しかしユーロ開幕前から心と体が疲れていて、また代表と所属チームでプレーするのは、大きな負担だったので、このような決定になった」。

 最後に「私はドイツ代表を応援するし、常に代表チームが勝っていくことを望んでいる。間違いなく2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会で優勝争いができると信じている」と締めた。

 ギュンドアンは、11年10月にベルギー戦で代表デビューした。残り10分程度で試合に出場し、代表1キャップを記録。その後もサブ組としての出場が多かったが、15年からレギュラーに定着した。22年W杯カタール大会の日本戦も出場した。昨年6月にはドイツ代表主将に就任した。

 現在、所属バルセロナからは移籍通告を受けており、移籍先を探している。