「トップ下でなく右サイドで!」南野拓実開幕戦ゴールの伏線…バルサを翻弄アシスト「特筆すべき運動量」カメラマンが生で見た29歳の新境地

AI要約

2024-25シーズンの欧州サッカーが開幕し、日本代表選手も活躍する中、南野拓実が3年目でゴールを挙げる。

新シーズンに向けて選手たちはポジション争いやチーム移籍などの熾烈な戦いに臨み、注目を集める。

バルセロナとモナコの試合を通じて、新生バルサのお披露目や南野の活躍、観客の熱気などが伝えられる。

「トップ下でなく右サイドで!」南野拓実開幕戦ゴールの伏線…バルサを翻弄アシスト「特筆すべき運動量」カメラマンが生で見た29歳の新境地

欧州サッカーの2024-25シーズンが開幕する。日本代表にも名を連ねる面々が自らの価値を高めるシーズンに挑む中でモナコの南野拓実(29歳)も3年目を迎え、開幕戦でゴールを挙げた。その開幕直前、バルサ相手に見せた好プレーぶりを現地在住日本人カメラマンが撮った。

 バルサの新シーズンを祝うジョアン・ガンペール杯、その相手は、日本代表MF南野拓実が所属するASモナコ。その中で南野が1アシストを含む活躍を見せるなど、3-0でモナコの勝利に貢献した。

 ドイツで行われたユーロにパリオリンピック、2ヶ月近くの喧騒が落ち着いたのも束の間、欧州サッカー24-25シーズンの開幕がすでに目前に迫っている。

 この時期、ひとときのバカンスを終えた選手達はリカバリーを図りながら、新シーズンに向けての熾烈なポジション争いに臨んでいる。また、さらなるレベルアップのため、新たなチームでのチャレンジを求める選手達にとっても大事な時期となる。

 パリサンジェルマンからレアル・マドリーへ移籍したエムバペを筆頭に、日本代表選手でも――鎌田大地がラツィオからクリスタルパレスへ、菅原由勢がAZからサウサンプトンへと闘うリーグを変えた。また中足骨骨折で離脱しているものの――伊藤洋輝のようにシュトゥットガルトからバイエルンへと、同国内でステップアップを果たすなど、新たな舞台での挑戦を選ぶ選手も多く、序盤戦はその動向が注目される。

 8月12日、スペイン、バルセロナ。

 FCバルセロナ対ASモナコの撮影に向かった。

 バルサが毎夏、新シーズンへのお披露目試合として行うガンペール杯。その相手として選ばれたのが、南野が所属するモナコだった。

 そのモナコは昨季フランスのリーグアンを2位でフィニッシュし、今季のCL出場権を獲得している。バルサにとっては今季チャビに代わり、ハンジ・フリック新監督が指揮を執る中で、絶好の相手となった。

 カンプ・ノウ改修工事中のため会場は、モンジュイックの丘にあるオリンピックスタジアム。キックオフ時間は20時だったが、18時頃には新生バルサの姿を見ようと詰めかけた多くのファンの姿がスタジアム周りに見られた。

 そしてキックオフまで1時間ほど前になると、ピッチ上では新加入選手を含めた全選手やスタッフなど一人ひとりのお披露目が行われた。