白星発進バルセロナ、フリック監督「すべてが良かったわけではないが…」後半の復調を高評価

AI要約

バルセロナはバレンシア相手に激戦を制し、初戦を勝利で飾った。

フリック監督は後半のチームの改善を強調し、レバンドフスキの活躍を称賛した。

次節にはビルバオとのホームゲームが控えており、バルデのけがも深刻ではないとの見解を示した。

<スペイン1部リーグ:バレンシア1-2バルセロナ>◇第1節◇17日◇バレンシア

 バルセロナのフリック監督(59)が初勝利で飾った後、「すべてが良かったわけではないが、後半は多くのミスを犯した前半よりもはるかに良かった」と振り返った。

 バルセロナは17日、スペインリーグ開幕戦でバレンシアとアウェーで対戦した。主力をけがで複数欠き、前半44分に先制点を奪われる厳しい展開の中、レバンドフスキがハーフタイム直前に同点弾を記録すると、後半5分にラフィーニャが獲得したPKを冷静に決め、2-1の逆転勝利を収めた。試合後、フリック監督がインタビューに答えた。そのもようをスペイン紙アスが伝えている。

 フリック監督はまず、バルセロナでの初陣について「勝ち点3はとても重要だ。すべてが良かったわけではないが、後半は多くのミスを犯した前半よりもはるかに良かった。バレンシアはそれに乗じて先制してきたが、ハーフタイム前のゴールが後半を始める上で大事だった」と分析した。

 2得点を記録したエースのレバンドフスキについては「彼はプロフェッショナルだ。我々にとってとても重要だよ。2ゴールを決め、守備でも素晴らしい仕事をしてくれた」と称賛した。

 続けて退場になり得る危ないシーンがあったクバルシの交代理由について、「我々は2枚目のイエローカードをもらう可能性を考慮して注意する必要があった。交代はそのためだ」と説明した。

 指揮官は最後にバルデのけがに触れ、「問題ないと思う。彼と話したが大丈夫だと言っていた。バルセロナに戻ったら検査するつもりだ」と深刻ではないことを伝えた。

 幸先の良いスタートを切ったバルセロナは次節、24日にホームでビルバオと対戦する。(高橋智行通信員)