プレミア5連覇を目指すグアルディオラ監督、今後の補強の可能性について言及 去就に注目のカンセロには「代理人次第」

AI要約

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チェルシー戦前の記者会見で今後の移籍市場の動きについて言及。ボブの骨折で攻撃陣が手薄になり、補強の可能性も示唆。

グアルディオラ監督は、カンセロの去就についても不透明な状況を明かし、代理人次第で残留も可能性があると述べた。

チームはプレミアリーグ開幕を控え、選手の状態に満足しているものの、市場の動向を注視しながら今後の補強を検討する構え。

プレミア5連覇を目指すグアルディオラ監督、今後の補強の可能性について言及 去就に注目のカンセロには「代理人次第」

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、これからの移籍市場の動きについてコメントを残した。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

マンチェスター・Cは、日本時間19日0時30分より行われるチェルシー戦で、今シーズンのプレミアリーグ開幕を告げる。グアルディオラ監督は、そのチェルシー戦を前にした記者会見に出席し、今後の市場の動きについて語った。

今夏のプレシーズンで全試合スタメン出場を飾っていたノルウェー代表MFのオスカー・ボブは、昨シーズンにトップチームデビューを果たし、さらなる飛躍が期待されていた。しかしプレミアリーグ開幕前の14日、練習中にボブは骨折をしたと報道されており、グアルディオラ監督は「約3、4カ月の離脱期間だ」と明かしている。

また今夏の移籍市場ではトロワからサヴィーニョを獲得したものの、ボブが負傷離脱し、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリードへ移籍しており、攻撃陣が手薄となっている。記者団から補強の可能性について問われたグアルディオラ監督は、次のように語った。

「そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。これからわかることだ。私は現在のチームにとても満足している。準備はできているし、これから市場で何が起こるか見てみよう。1月までこの調子を続けることもできるし、選手を何人か加えることもできるかもしれない」

また今夏、レンタル移籍していたジョアン・カンセロがチームに復帰している。カンセロは2022-23シーズンの後半戦をバイエルン、2023-24シーズンをバルセロナで過ごし、今夏マンチェスター・Cに復帰しているが、今後の去就は不透明となっている。

「彼は我々と一緒にトレーニングを積んでいる。残留するかもしれないし、レンタル移籍するかもしれない。練習中は挨拶をして、話もしている」

「何が起こるかは彼の代理人次第だ。結局のところ、彼を他の選手と同じように尊重し、能力の最大限を活かせるようにベストを尽くすつもりだ、としか言わざるを得ない。彼の能力を疑ったことは一度もないが、何が起こるかは見守るしかない」