【甲子園】OBの日本ハム・清宮幸太郎が電撃訪問 早実は惜敗も「いい試合を見せてもらった」

AI要約

早実OBである日本ハム清宮幸太郎内野手が甲子園球場を訪れ、応援に駆けつけたが、早実は大社にサヨナラ負けを喫し、ベスト8入りを逃す。

清宮は後輩たちに感謝の気持ちを示し、「早実の応援は伝統的なもので、生で聞けて嬉しかった」とコメント。また、勝利した大社や早実の執念に感動し、自らも努力を誓った。

同じく母校応援に訪れた日本ハム新庄剛志監督もファンに囲まれ、球場内が混乱する事態となった。

【甲子園】OBの日本ハム・清宮幸太郎が電撃訪問 早実は惜敗も「いい試合を見せてもらった」

 第106回全国高校野球選手権大会の第11日(17日)第4試合に登場した早実(西東京)のOBで日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)が、甲子園球場を電撃訪問した。

 この日、京セラドームで行われたオリックスとの試合後、急きょ、母校を応援するため駆け付けた。しかし、早実は大社(島根)に延長11回タイブレークの末、2―3でサヨナラ負けを喫し、9年ぶりのベスト8入りを逃した。

 6回表から試合終了まで観戦した清宮は、大会本部を通じてコメントを寄せた。

「母校の出場は僕が1年で出場した2015年以来、9年ぶり。甲子園で後輩たちの試合が見られる日をずっと楽しみにしていました。たまたま大阪で試合があって今日来られて、こんなにいい試合を見せてもらった。本当にありがとう。後輩たちに感謝です。早稲田の応援は伝統的なものなので、久々に生で聞けて、すごいうれしかったです」と思いを明かした。

 さらに「(伝統校の)大社もすごい泥臭さというか、一生懸命さというか、センターの子がエラーしちゃいましたけどみんなでカバーし合って、すごくいいチームだなと思いました」と勝利した大社をたたえた上で「早実は負けてしまいましたが、最後(9回裏一死二、三塁)の内野手5人の守りとか、むちゃくちゃ勝利への執念を感じました。勝ちへの執念を改めて教えてもらいました。僕もがんばります」と意気込みを語った。

 この日の第2試合では日本ハム・新庄剛志監督(52)もデーゲームの試合前に母校の西日本短大付(福岡)の応援に訪れ、ファンが殺到して一時、球場内が混乱する事態となっていた。