ソフトバンク三森大貴が外野挑戦中「セカンド一本とは考えていない。試合に出るためには正直どこでもいい」打撃は2安打

AI要約

ソフトバンクの三森大貴内野手が外野手に挑戦しており、この日は右翼で先発出場し、復帰後も外野守備にもついている。

三森は自らの意思で外野挑戦を行い、打撃でも活躍を見せ、1軍復帰へ向けてアピールを続けている。

外野守備や打撃で様々な可能性を模索し、内外野を兼任することで幅を広げている姿が見られる。

ソフトバンク三森大貴が外野挑戦中「セカンド一本とは考えていない。試合に出るためには正直どこでもいい」打撃は2安打

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク15―6阪神(16日、タマスタ筑後)

 ソフトバンクの三森大貴内野手(25)が、外野手に挑戦している。この日は「1番右翼」で先発出場。「いろいろ可能性を含めながらやれればいい」と語った。

 5月30日の巨人戦(東京ドーム)で右手人さし指を骨折し、6月3日に手術を受けた。ウエスタン・リーグには7月26日のくふうハヤテ戦(タマスタ筑後)で復帰。指名打者や一塁に加え、8月6日の中日戦(ナゴヤ)からは、外野の守備にもついている。

 1軍では主に二塁を守り、勝利に貢献してきた。今回の外野挑戦は自らの意思。「セカンド一本とは僕自身は考えていないし、いろんな方の考えがあるだろうし、(試合に)出るためには、正直どこでもいい」と明かす。外野についても「ノックなどを全く受けていなかったわけではない。変な違和感はなかった」と言う。

 春季キャンプはB組(2軍)スタートだった。城所龍磨2軍外野守備走塁コーチは「足も速いし、外野からのスローも捕ってから速くてコンパクトでいい球を投げていた。キャンプの時に見て、適性がゼロではないとずっと思っていた」と語る。その上で「内外野をできるに越したことはない。本人の幅を広げるためにもいい」とうなずく。

 打撃ではこの日2安打を放つ活躍を見せた。3回先頭打者で西純矢のカーブを右翼フェンス直撃の二塁打。4回にも無死一、三塁で適時左前打。2四球も選んで全打席出塁し「結果が出ていたのは良かった」と振り返った。

 指の状態は「打つ方は問題ない。投げるのもほぼできる」。自らの武器を広げながら、1軍復帰へアピールを続ける。(浜口妙華)

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