ソフトバンク2軍井上朋也が先制4号2ラン、「実力不足を痛感した」1軍で10打数無安打の悔しさ無駄にしない

AI要約

ソフトバンクの井上朋也内野手が2ランホームランを放ち、ウエスタン・リーグで5-0の勝利を収めた。

井上は期待される若手選手で、1軍でのプレーに向けて力強さを取り戻す努力をしている。

松山2軍監督は井上の能力を高く評価しつつも、課題として相手投手に対応する姿勢を指摘している。

ソフトバンク2軍井上朋也が先制4号2ラン、「実力不足を痛感した」1軍で10打数無安打の悔しさ無駄にしない

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク5―0中日(15日、タマスタ筑後)

 ソフトバンクの井上朋也内野手(21)が先制の左越え4号2ランを放った。

 「4番三塁」でフル出場。初回2死三塁、中日先発・松葉のカットボールを捉えた。7月3日の広島戦(由宇)以来となる一発に「手応えは良かった。スイングの力強さが戻ってきた」と笑顔。松山2軍監督も「あのホームランは、本当に大きい。いい一発を打ってくれた」とたたえた。

 3年目の昨季は初めて1軍を経験し15試合で打率2割6分3厘。1本塁打と結果を残した。今季は7月30日に昇格し、5試合に出場したが10打数無安打5三振。8月7日に出場選手登録を抹消された。「悔しい。実力不足を痛感した」と吐露する。

 松山2軍監督は「ホームランを打ったり、甘い球を狙ったりする能力はついてきたけど、(相手投手に)崩された時にどう対応していくかが彼の課題」と分析する。15日の練習で、左膝の使い方を指揮官から指摘された井上は「もう一回(1軍に)呼ばれるように、状態をもっと上げて準備しておく」。1軍での悔しさを決して無駄にはしない。

(浜口妙華)

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