ソフトバンク支配下入り左腕、1軍見据えて試行錯誤の投球続く「球の伸びは出てきた」

AI要約

ソフトバンクの前田純投手が、支配下登録後初の白星を逃す結果となったウエスタン・リーグの試合を報告。

前田投手は初回に3点を失い、その後は無失点で投げ抜くものの、白星を挙げることはできなかった。

支配下になった後も調整を続け、1軍登板を目指す意気込みを示した前田投手。今後の活躍に期待がかかる。

ソフトバンク支配下入り左腕、1軍見据えて試行錯誤の投球続く「球の伸びは出てきた」

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク0―3中日(14日、タマスタ筑後)=6回表、雷雨コールド

 7月末に支配下登録されたソフトバンクの前田純投手(24)が先発し、6回6安打3失点で、支配下後の初の白星はならなかった。

 初回、中日の先頭・濱にストレートの四球を与え、その後は3連続安打や犠飛などで3点を献上した。「(球を)指に引っかけてしまって、カウントを悪くしてしまった。先発としてやってはいけなかった」と反省した。

 2回から6回までは無失点。5回以外は三者凡退で打たせて取る投球を見せた。85球で投げ抜いて「ストライク先行で本来のピッチングができた」とうなずいた。

 支配下になる前は、ウエスタン・リーグで12試合に登板し、7勝1敗。防御率1・48はリーグトップ。だが支配下された後は2試合に登板し黒星が続いている。「(以前より)球の伸びは出てきた。調整法は間違っていない」と強調。今後の1軍登板の可能性も見据えて「(白星を)狙って頑張りたい」と前を向いた。

(浜口妙華)

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