ルバキナ、ガウフ、オスタペンコ、カサトキナ…全米オープン前哨戦でシード勢の早期敗退相次ぐ<女子テニス>

AI要約

女子テニスのシンシナティ・オープンで上位シードが敗退する波乱の展開が続いている。

昨年同大会と全米オープンを制したC・ガウフやその他の有力選手が初戦で姿を消すなど、注目を集めている。

大会進行は予想外の展開となり、上位8シードの選手の中でも苦戦する選手が出ている。

ルバキナ、ガウフ、オスタペンコ、カサトキナ…全米オープン前哨戦でシード勢の早期敗退相次ぐ<女子テニス>

女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は15日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのC・ガウフ(アメリカ)やE・ルバキナ(カザフスタン)、第8シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)らが敗北。初戦で姿を消した。

今大会は26日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の前哨戦に位置付けられており、昨年は同大会を制したガウフが、全米オープンも優勝を飾った。

上位8シードは1回戦免除のため2回戦から登場。昨年女王のガウフは世界ランク34位のY・プチンセワ(カザフスタン)に4-6, 6-2, 4-6のフルセットで、ルバキナは同26位のL・フェルナンデス(カナダ)に6-3, 6-7 (3-7), 4-6の逆転で屈した。

また、オスタペンコは世界ランク60位のE・アバネスヤン(アルメリア)に6-2, 2-6, 2-6で、第9シードのD・カサトキナも同51位のT・タウンゼント(アメリカ)に1-6, 6-2, 1-6で敗れ、大会を後のしている。

2回戦を終えた上位8シードの選手のうち、勝利したのは第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第3シードのA・サバレンカ、第5シードのJ・パオリーニ(イタリア)のみとなっている。第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)と第7シードのジェン・チンウェン(中国)は16日に2回戦を行う予定。

また、シードは付いていないものの、元世界ランク2位のP・バドサ(スペイン)や元同3位のE・スイトリナ(ウクライナ)、17歳で世界ランク24位のM・アンドレーワらが3回戦へと駒を進めており、誰が上位進出をしてもおかしくないトーナメントとなっている。