CBC賞『中京1200の鬼』団野大成、レッドヒルシューズを勝利に導く 好相性でも本人は「たまたまです」謙遜

AI要約

団野大成騎手が中京のスプリント戦で好成績を収め、今年のCBC賞に挑む。

団野騎手は騎乗馬との相性が良く、自身の連覇を目指す意気込みを見せている。

団野騎手は好調を維持し、さらなる勝利を目指している。

CBC賞『中京1200の鬼』団野大成、レッドヒルシューズを勝利に導く 好相性でも本人は「たまたまです」謙遜

 得意コースでキャリアハイへの勢いを加速させる。2023年に高松宮記念(ファストフォース)、CBC賞(ジャスパーノワール)を勝つなど、中京のスプリント戦を得意とする団野大成騎手(24)=栗東・斉藤崇=が、今年のCBC賞(G3・18日・中京・芝1200メートル)はレッドヒルシューズとのコンビで自身の連覇を目指す。

 中京芝1200メートルは【5・6・2・23】で連対率30%オーバーの好相性。本人は「たまたまです」と謙遜するが、昨年の高松宮記念は12番人気、CBC賞は7番人気で勝つなど人気を問わずに活躍。夏の中京開催の開幕週だった11日の12Rも自厩舎のヤマニンアンフィルで勝利し、今年も相性の良さをいきなり見せている。

 そんな中京のスプリント戦の鬼が、初コンビを組むのが2勝クラス、3勝クラスを連勝して勢いに乗る4歳牝馬。14日の追い切りでは栗東坂路で感触を確かめ「いい意味で気が強いですね。控える競馬もできていますが、馬の気持ちを大事に前の方で競馬ができたら」と持ち味を生かすプランを練っている。

 今年は先週の開催終了時点でJRA39勝を挙げ、62勝を挙げた20年を超えるペースで勝ち星を積み上げる。「まだまだ満足はしていないですよ。もっと勝ちたいです」と団野。GⅠジョッキーの仲間入りを果たした桶狭間で、さらなる飛躍へのきっかけをつかむ。