東海大相模・柴田元気、低反発バットで大会1号「まさか自分が打てるとは」 高校通算16本目

AI要約

東海大相模の柴田元気内野手が、全国高校野球選手権大会で1号本塁打を放ち、驚きと感謝の気持ちを表明。

新基準バットの導入や過去の成績と比較しつつ、柴田の打撃力の向上を示唆。

柴田の謙遜な姿勢や母への感謝の気持ちが窺えるエピソード。

東海大相模・柴田元気、低反発バットで大会1号「まさか自分が打てるとは」 高校通算16本目

第106回全国高校野球選手権大会第6日第2試合(12日、富山商0-4東海大相模、甲子園)大会19試合目で1号本塁打が飛び出した。東海大相模の左打者、柴田元気内野手(2年)は八回に内寄りの直球を右翼席に運び、勢いよくダイヤモンドを一周した。

「とにかく出塁しようと思って振った結果が本塁打につながりました」

今春の選抜大会から低反発の新基準バットが導入された。選抜大会では31試合で本塁打はわずかに3本(1本はランニング本塁打)。柴田は新基準バットで公式戦2本目、高校通算では16本目となる本塁打に「まさか自分が打てるとは思っていなかったので、驚いています」とはにかんだ。

スクワットは210キロ、バーベルを膝の上まで持ち上げるデッドリフトは150キロの重量でこなすが「長打力はあまりない」と謙遜する。記念のホームランボールについては「一番お世話になったから、いい恩返しができたら」と母の恵美さんに贈ると明かした。(児嶋基)