【甲子園】大社・藤原佑は熱中症と診断 救護室で点滴 1番打者で4打数2安打と躍動「絶対勝つという、強い気持ちでやれました」

AI要約

大社の藤原佑中堅手が試合中に熱中症で途中交代するも、チームは報徳学園を3−1で勝利。

藤原は2安打をアサリ、今朝丸からの右前安打で先制点をマーク。強い気持ちとワンプレーにこだわる姿勢が勝因だと語った。

次の試合も厳しいと思いつつも、走塁や低い打球に意識を向けて、ワンプレーを大切に戦いたいと意気込んだ。

【甲子園】大社・藤原佑は熱中症と診断 救護室で点滴 1番打者で4打数2安打と躍動「絶対勝つという、強い気持ちでやれました」

◆第106回全国高校野球選手権大会第5日▽1回戦 大社3―1報徳学園(11日・甲子園)

 大社の1番打者、藤原佑中堅手(3年)が試合中、両足大腿部の筋けいれんと脱水症状が見られ、途中交代。医師からは熱中症と診断され、救護室で点滴による水分補給などの処置を受けた。処置後はチームに合流して宿舎に戻った。

 4打数2安打と活躍しての初戦突破について「みんなが報徳学園に絶対勝つという、強い気持ちでやれました。今朝丸投手対策で近い距離で速い球を打つ練習をしてきましたが、試合でもそれができたのが勝因だと思います」と語った。

 初回先頭、今朝丸から放った右前安打に「カット系の外よりの球。追い込まれていたので逆方向への意識だった。ライトの強肩に刺されてしまったけど、(先頭のヒットで)チームをやるぞという気持ちにさせられたのはよかったです」と話した。

 V候補の一角を倒したことには「強い相手と分かっていたけど、自分たちの野球をやれば、ワンプレーワンプレーをしっかりやっていけば勝てると思っていました」と藤原。「次の試合も甘くないと思うけど、ワンプレーにこだわって、走塁や強く低い打球を意識して、ワンプレーワンプレーを堅く、ミスを恐れずしっかり戦いたいです」と意気込んだ。