【バドミントン】五十嵐有紗が日本協会エントリーミスで桜本絢子組の10月国際大会2戦欠場明かす

AI要約

パリオリンピック(五輪)バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した五十嵐有紗が岩見沢市スポーツ栄誉賞を受賞しました。桜本絢子との女子ダブルスでの4年後のロサンゼルス五輪出場に向けて、国際大会出場を見送ることを決めました。

五十嵐は日本協会のエントリーミスを受け、北欧で開催される2つの国際大会への参加を断念。社会人選手権中に国際経験ができなかったことに怒りを露わにしました。

私生活では、五十嵐は結婚し、料理が得意だと語り、嬉しそうに新米を受け取りました。新ペアとして11月にジャパンマスターズから再出発する予定です。

【バドミントン】五十嵐有紗が日本協会エントリーミスで桜本絢子組の10月国際大会2戦欠場明かす

 パリオリンピック(五輪)バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した五十嵐(旧姓東野)有紗(28=BIPROGY)が13日、岩見沢市役所を訪問し、岩見沢市スポーツ栄誉賞の表彰を受けた。その後の記者会見では、桜本絢子(あやこ、29=ヨネックス)との女子ダブルスで3大会連続出場を狙う4年後のロサンゼルス五輪に向け、日本協会のエントリーミスが原因で、10月に開催される2つの国際大会出場を見送ることを明らかにした。

 初コンビで11日の決勝まで進み、準優勝した全日本社会人選手権の裏で、五十嵐は怒っていた。日本協会が10月15日開幕のデンマークオープンへの出場申請に失敗。直前に同じ北欧で開催されるフィンランドオープン(10月8日開幕)への出場も取りやめた。社会人選手権の大会中に国際経験を積む貴重な場を失ったことを知り、「怒りとかある中の試合で、ちょっと難しい部分もあった。こういうことがないようにと、何回も言ってるんですけど…」と、悔しがった。

 それでも、私生活は順調そのもの。8月28日に自身のSNSで、BIPROGYの五十嵐優コーチ(29)との結婚を発表。「特に(妻)らしいことはしていません」というが、得意の料理はふるまっており「作ったものは全部『おいしい』と言ってくれます」と顔を赤らめた。この日は60キロの新米を副賞として受け取り「2人とも、ふるさと納税の返礼品にお米を選ぶほど大好き。ちょうど炊飯器を買ったばかりなので、炊き込みごはんを作りたい」と笑顔を見せた。

 北欧2戦を欠場するため、新ペアは、11月12日からのジャパンマスターズ(熊本)、同19日の中国マスターズ(中国・深■で再始動する見込みだ。「競技引退か続行か迷った時期もありましたが、今は桜本選手と一緒に世界を目指したい。(ロサンゼルス)オリンピックに出るっていう覚悟」と、故郷で決意を語った。【中島洋尚】

 ※■は土ヘンに川