“性別議論”渦中 台湾の林選手も圧勝で金 アルジェリア・ハリフ選手に続き【パリ五輪・ボクシング女子】

AI要約

台湾のボクサー林郁テイ選手がパリオリンピック・ボクシング女子57キロ級で金メダルを獲得しました。

林選手は、性別を巡る議論のなかIBAに男性染色体を持つとされ、一時はメダルを剥奪された経緯があります。

アルジェリアの選手と共に、議論の的となった2人の選手が金メダルを手にする結果となりました。

10日、パリオリンピック・ボクシング女子57キロ級決勝に"性別"をめぐる議論の渦中にいる台湾の林郁テイ(女へんに亭)選手が登場。ポーランドのユリア・シュレメタ選手に5-0で判定勝ちし、金メダルを獲得しました。

林選手は、去年の世界選手権で国際ボクシング協会=IBAに"男性の染色体を持つ"とされ、一度手にした銅メダルを剥奪された選手です。

これで、別の階級で金メダルを獲得したアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手に続き、議論の当事者である2人の選手がそろって金メダルを手にしたことになります。