性別に疑義の台湾選手も決勝に進出、「銀」以上が確定 パリ五輪ボクシング女子

AI要約

パリ五輪のボクシング女子57キロ級で台湾の林郁婷が準決勝でトルコの選手に勝利し、銀メダル以上が確定した。

林は昨年の女子世界選手権の性別テストで不合格だったが、IOCの判断で今大会に出場が認められた。

同様に性別を巡る問題があるアルジェリアの選手も決勝進出を果たしている。

性別に疑義の台湾選手も決勝に進出、「銀」以上が確定 パリ五輪ボクシング女子

パリ五輪のボクシング女子57キロ級で7日、昨年の女子世界選手権の性別テストで不合格となった台湾の林郁婷(りん・いくてい、28)が準決勝でトルコのエスラ・ユルドゥズカフラマン(27)に5―0で判定勝ちし、銀メダル以上が確定した。10日の決勝で、ポーランドのユリア・シュレメタ(20)と金メダルを争う。

林は国際ボクシング協会(IBA)が主催した女子世界選手権の性別テストで不合格となったが、国際オリンピック委員会(IOC)は「パスポート上は女性なので問題ない」とし、今大会への出場が認められた。

同様に性別を巡り論議となっているアルジェリアのイマネ・ヘリフ(25)も、既に決勝進出を決めている。