日本航空 掛川西との“富士山ダービー”敗れ無念の初戦敗退 3年ぶり夏の1勝ならず

AI要約

日本航空は掛川西に3年ぶりの1勝を逃し、21年以来3年ぶりに甲子園での勝利を挙げられなかった。

試合ではエース・高木秀人が初回に3点を失い、金子兄弟の活躍で2点を返すも、終盤に逆転を許し、敗れた。

21年夏の甲子園での2勝を挙げた日本航空は、隣県対決で敗れた。

日本航空 掛川西との“富士山ダービー”敗れ無念の初戦敗退 3年ぶり夏の1勝ならず

 ◇第106回高校野球選手権大会第4日 日本航空4―8掛川西(2024年8月10日 甲子園)

 日本航空(山梨)は掛川西(静岡)とのシーソーゲームに敗れ、21年以来3年ぶりとなる1勝をつかめなかった。

 エース左腕・高木秀人(2年)が先頭から4連打を許し、初回に一挙3点を先制された。しかし直後の攻撃で2番・金子竜馬(3年)、続く弟・優馬(3年)の金子兄弟が2死二、三塁と好機を作ると、5番・雨宮英斗(2年)の投ゴロ間に2点を返した。

 2―3の2回は先発・高木が鼻血でベンチに下がり治療を行う場面もあったが、相手打線をゼロに封じると、直後の2回裏では1死二、三塁から1番・平井湊人(2年)が中越え適時二塁打を放ち逆転に成功した。

 4ー4の5回から3番手・柳沢拓輝(2年)が最速147キロの直球を武器に6回まで相手打線を抑えていたが、7回に5本の長短打を打たれ、一挙4失点と崩れた。

 21年夏の甲子園では2勝を挙げた日本航空。富士山対決と言われる隣県対決で敗れた。