⚾掛川西ナインが聖地で堂々行進 夏の甲子園開幕 10日に山梨・日本航空と初戦

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会が兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、49代表校が参加。掛川西は26年ぶり6度目の出場で、開会式では主将の山下が静岡のために勝利を誓う。

掛川西チームは堂々と入場行進し、山下主将と杉山左翼手が気持ちを高め、チームは練習や実戦で調子を確認。大石監督も選手たちの思いに共感。

チームは試合前に兵庫県内で練習し、実戦も行い、甲子園球場での試合を観戦。掛川西の気合いと準備が充実している。

⚾掛川西ナインが聖地で堂々行進 夏の甲子園開幕 10日に山梨・日本航空と初戦

 第106回全国高校野球選手権大会は7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、地方大会を勝ち抜いた49代表校が参加して開会式が行われた。静岡県代表で26年ぶり6度目出場の掛川西は25番目に登場し、山下陸人主将を先頭にベンチ入りメンバー20人が行進。甲子園の土を踏みしめ、堂々と歩みを進めた。掛川西は大会第4日の10日、第4試合で日本航空(山梨)と初戦を戦う。

■山下主将「静岡のため一つでも多く勝つ」

 開会式に臨んだ掛川西ナインは、手足のそろった美しい隊列で、堂々と入場行進した。幼いころから憧れた甲子園球場に立っている実感が湧いたという主将の山下は「負けられない戦いが始まる。静岡のためにも、一つでも多く勝てるよう目の前の相手に集中する」と決意した。

 かけ声を担当したのは左翼手の杉山。「学校の名前が呼ばれたときに拍手もあって良い気持ちで行進できた」と納得の表情を浮かべた。スタンドから見つめた大石監督は「思い出づくりではなく、ここで自分たちの野球をやるという思いが伝わってきた」と話した。

 チームは午後に兵庫県内でシートノックやフリー打撃など約2時間の練習に臨んだ。現地入り後初の実戦も行い、選手は投打で個々の調子を確認。終了後には甲子園球場に戻り、試合を観戦した。

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