【マラソン】28~32キロまで壁のような坂「箱根駅伝の山登り5区でもないような」と熊崎アナ

AI要約

28年ぶりに開催されたパリオリンピックの男子マラソンがスタートし、日本勢はメダルを目指している。

コースでは28キロ過ぎからの上り坂や急激な下り坂があり、選手たちは厳しい状況に直面している。

解説者は箱根駅伝の比喩を使いつつ、選手たちの状況をリアルに伝えている。

【マラソン】28~32キロまで壁のような坂「箱根駅伝の山登り5区でもないような」と熊崎アナ

<パリオリンピック(五輪):陸上>◇10日◇男子マラソン◇パリ市庁舎~アンバリッド(42・195キロ)

 24年パリオリンピック(五輪)の男子マラソンが10日午前8時(日本時間午後3時)にスタートした。小山直城(28=ホンダ)、赤■(■は崎の大が立の下の横棒なし)暁(26=九電工)、大迫傑(33=ナイキ)の日本勢は92年バルセロナ五輪で銀メダルを獲得した森下広一以来、32年ぶりのメダルを目指す。

 28キロ過ぎからは上り坂。28・5キロから29キロにかけては最大勾配が13・5%で、実況のTBS熊崎風斗アナウンサーが「分かりやすく例えますと、箱根駅伝の山登り、5区でもないような(坂)」と表現した。解説の金哲彦氏も「目の前が壁。非常に厳しい上り坂」と例えた。

 その後は急激な下り坂になり、熊崎アナは「32・5キロまで(下りが)続きます」。金氏は「この後の下りが距離が長い。飛ばすと足に来ます。残りの平たんが山に感じる。箱根駅伝の山下り6区の選手が、最後の平たんの3キロで感じるような状況になると思います」と、箱根駅伝のアップダウンに例えて解説した。