一問一答 AMI、ブレイキンはスポーツなのか「私の中では自己表現だしアート」 新五輪種目で初代女王に輝く

AI要約

湯浅亜実がパリ五輪の女子で金メダルを獲得した。

競技後のインタビューでは、感慨深い喜びや決勝での判断について述べている。

特に重要だと感じたムーブやその背景についても言及している。

一問一答 AMI、ブレイキンはスポーツなのか「私の中では自己表現だしアート」 新五輪種目で初代女王に輝く

パリ五輪第15日・ブレイキン(日本時間10日、コンコルド広場)9日の女子で、湯浅亜実(AMI、25)は決勝でバネビッチ(リトアニア)に3―0で勝ち、金メダルを獲得した。1次リーグC組を1位で通過すると、準々決勝はフランス選手、準決勝はオランダ選手に勝利して決勝に進んだ。競技後の主な一問一答は以下の通り。

--金メダルを獲得して

「うれしいです、とても。すごい光景。でもまだ実感がなくて。ちょっとずつ自覚していくんだろうなって思いつつ。さっき家族に会ったらすごく喜んでくれたし、よかったって思いました」

--ジャッジを待っているときの心境

「あまり結果は気にしていなかったというのが正直なところで。ニカと最後にバトルできて、もしかしたらビデオを見返したらミスとかあるかもしれないけど、自分なりには全部出し切れてステージ楽しめてだったので。どんな結果でも最高って感じでした」

--決勝で出すはずだったムーブを準決勝で出した

「なんか、パって思ったんですよね。『ここで出さなきゃ』って。ここですべて出すべきだって思って。特に深く考えたっていうよりは、練習していたときはそういうプランの予定だったのに、いざ自分がトップフォーを迎えるときになって『ここで出した方がいいと思う』って。その判断がなかったらこの結果まで来れていなかったと思うので、正解だったなって思っています」

--どのムーブか

「3ラウンド目のムーブなんですけど、流れ的には自分が銃を使っているムーブなんですね。でもそのムーブが自分の師匠から受け継いだムーブで、大事な時に使うって決めていて。大事な大会のファイナルで使ったりとか、自分の思いを伝えたいときに出しているムーブで。それを今回、より練り直して作ったムーブを『オリンピック決勝とか行けたら使おう』って思っていたのを、トップフォーのときに『いや、いま出すべきだ』と思って出した感じですね」

--ムーブのバリエーション