U-23日本代表DF内野貴史、新天地はUAE王者アル・ワスルに決定!…3年契約を締結

AI要約

UAEプロリーグのアル・ワスルがデュッセルドルフからU-23日本代表DF内野貴史を獲得した。契約期間は3年間で、内野はユーティリティ性を活かし、ドイツでの経験を持つ若手選手として活躍している。

内野はジェフユナイテッド千葉出身で、ドイツの下部組織を経てトップチームデビューを果たし、デュッセルドルフのセカンドチームに所属。ブンデスリーガでプレーし、日本代表でも活躍している。

アル・ワスルはUAEプロリーグを8度制覇し、新たなシーズンではACLにも出場予定。かつてディエゴ・マラドーナ氏が監督を務めたことでも知られるクラブで、内野の活躍に期待が寄せられている。

U-23日本代表DF内野貴史、新天地はUAE王者アル・ワスルに決定!…3年契約を締結

 UAEプロリーグのアル・ワスルは8日、デュッセルドルフからU-23日本代表DF内野貴史を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年間で、背番号は「19」に決定している。

 内野は2001年3月7日生まれの現在23歳。ジェフユナイテッド千葉の育成組織出身で、2018年にドイツへと渡り、デューレンの下部組織に入団した。翌年にアーヘンの下部組織へと移籍し、2020年9月にはトップチームデビュー。両サイドバック(SB)や守備的MFをこなすユーティリティ性を武器に定位置を確保すると、2021年夏にデュッセルドルフのセカンドチームに加入した。

 レギオナルリーガ・ヴェスト(4部リーグ相当)を主戦場としながらトップチームにも帯同すると、2022年10月にはクラブとプロ契約を締結。2023-24シーズンは2.ブンデスリーガで16試合出場1ゴール、ブンデスリーガ昇格プレーオフで2試合出場、DFBポカールで3試合出場という成績を残した。

 世代別の日本代表にも名を連ねており、今夏のパリ五輪にもバックアップメンバーとして帯同。大会中にはメンバー入りも果たし、グループステージで1試合に出場した。

 内野が加入するアル・ワスルはUAEの首都ドバイに拠点を置くクラブで、これまでUAEプロリーグを8度制覇。2023-24シーズンは国内リーグとUAEプレジデントカップの2冠に輝き、新たなシーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)エリートにも出場予定だ。かつて元アルゼンチン代表の故ディエゴ・マラドーナ氏が監督を務めたことでも知られている。