カワサキ、『Ninja ZX-4R SE/ZX-4RR KRT EDITION』の2025年モデルを発表

AI要約

カワサキモータースジャパンが2025年モデルの『Ninja ZX-4R SE/ZX-4RR KRT EDITION』を発表

車両のスペックや特徴、価格、カラーバリエーションなどの詳細が紹介されている

両モデルの差異やデザイン変更についても詳細に記載

カワサキ、『Ninja ZX-4R SE/ZX-4RR KRT EDITION』の2025年モデルを発表

 カワサキモータースジャパンは8月8日、中型スーパースポーツ『Ninja ZX-4R SE/ZX-4RR KRT EDITION』の2025年モデルを2024年9月1日(日)から発売すると発表した。

『Ninja ZX-4R SE/ZX-4RR KRT EDITION』は、スーパーバイク世界選手権やZX-10RおよびZX-6Rの技術で造り上げられたモデル。軽量コンパクトなフレームやデュアルディスクのフロントブレーキ、高性能な前後サスペンションを組み合わせ、スーパースポーツらしい運動性能やハンドリングを実現している。

 ボディサイズは全長1990mm、全幅765mm、全高1110mm、軸間距離1380mm、シート高800mm。パワートレインには、399cc水冷4ストローク並列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は57kW(77PS)/14500rpm、ラムエア加圧時には59kW(80PS)/14500rpmを発揮、最大トルクは39Nm(4.0kgm)/13000rpmを発生させる。

 また、トラクションコントロールとパワーモードを統合した“インテグレーテッドライディングモード”の採用により簡単なマシンセットアップが可能となっているほか、素早いシフトアップとシフトダウンを可能にするクイックシフターも搭載する。

 2車種のスペックの違いは車両重量で、『Ninja ZX-4R SE』は車重190kg、リヤのホイールトラベルが119mmだが、『Ninja ZX-4RR』は車重189kg、リヤのホイールトラベルは124mmとなっており、軽量かつリヤタイヤの路面追従性をより高めた味付けとなっている。

 ZX-4R SEの2025年モデルでは、シルバーと濃いグレーのカラーバリエーションとなった。グリーンやレッドなどの差し色はなくなったものの、エンジンカウルには、4気筒を表すような大胆なグラフィックが配され、落ち着いたカラーに挑戦的なグラフィックという組み合わせのデザインとなった。

 カワサキレーシングチーム(KRT)専用カラーとグラフィックを纏うZX-4RR KRT EDITIONでは、サブカラーが大きく変わり、ブラック・ホワイト・レッドから、ブラック・ホワイト・イエローの構成となった。前モデルでカウルに大きく描かれてた“4RR”のタイポグラフィはなくなり、最新モデルでは、黒地にホワイトの帯とイエローのラインが線対象に上下に配置された比較的シンプルなグラフィックへ変更された。

 ボディカラーは、『Ninja ZX-4R SE』ではメタリックマットホワイティッシュシルバーxメタリックフラットスパークブラックとメタリックマットグラファイトグレーxメタリックフラットスパークブラックの2色、『Ninja ZX-4RR KRT EDITION』では、ライムグリーンxエボニーの1色のみが用意される。

 メーカー希望小売価格は、『Ninja ZX-4R SE』が115万5000円(税込)、『Ninja ZX-4RR KRT EDITION』が118万8000円(税込)となっている。両モデルとも全国のカワサキプラザにて9月1日(日)から発売となる。

[オートスポーツweb 2024年08月08日]