【MLB】アスレチックスに特大ブーメラン…連敗地獄の相手に〝挑発曲〟流して自爆

AI要約

アスレチックスが本拠地でホワイトソックスに1-5で敗れ、ホワイトソックスが21連敗を阻止した。

アスレチックスの本拠地では試合前から挑発的な楽曲が流され、22連敗を阻止しようと試合に臨んだホワイトソックスに皮肉な演出が行われた。

ホームチームであるアスレチックスにとって、挑発的な演出が意地の勝利につながるかどうかは不明だが、勝利への意気込みが伝わる出来事だった。

【MLB】アスレチックスに特大ブーメラン…連敗地獄の相手に〝挑発曲〟流して自爆

 とんだブーメランだ。アスレチックスは6日(日本時間7日)、本拠地でのホワイトソックス戦に1―5で敗れ、〝金星〟を献上した。

 チームはア・リーグ西地区の最下位に沈むが、この日の注目は何と言ってもホワイトソックスの連敗記録の行方だった。前日までオールスター明け未勝利どころか球団史上最長、同リーグ最悪に並ぶ21連敗。さらなる不名誉記録を阻止するのか、更新してしまうのかは大きな関心事となっていた。結果はホワイトソックスが7月10日(同11日)以来となる勝利でどうにか連敗に歯止めをかけた。

 約1か月ぶりの白星の裏には伏線もあったようだ。試合が行われたアスレチックスの本拠地には試合前から挑発的な楽曲が流されていたという。欧米のスポーツを取り上げるメディア「スポーツキーダ」は「アスレチックス戦のウオーミングアップ中、オークランド・コロシアムにはテイラー・スウィフトの人気シングル『22』が鳴り響いた。これは22連敗を阻止しようと試合に臨んだホワイトソックスに対する微妙な皮肉だった」と報じている。

 さらに、あえて「22連敗」を意識させようとしたとも受け取れる演出に「ホワイトソックスは来シーズン、スタジアムを持たないチーム(アスレチックス=本拠地移転)に手荒く扱われている」といったファンの声も紹介した。

 こうした出来事が意地の勝利に直結したかどうかは定かでないが、同メディアは「この動きはホームチーム(アスレチックス)にとって裏目に出た」と伝えている。