【MLB】ホワイトソックスまたも勝てず 後半戦15戦全敗で泥沼の19連敗に 6回まで同点も救援陣踏ん張れず

AI要約

ホワイトソックスは後半戦15戦全敗し、19連敗の球団記録を更新。

ツインズとの2戦目で同点に追いつきながら、救援陣の踏ん張りが及ばず6回終了時点で2対6の敗戦。

20世紀以降の連敗記録に迫る状況で、シーズン最多敗戦記録の更新が現実味を帯び始めている。

【MLB】ホワイトソックスまたも勝てず 後半戦15戦全敗で泥沼の19連敗に 6回まで同点も救援陣踏ん張れず

 日本時間8月4日、ホワイトソックスは敵地ターゲット・フィールドでのツインズ3連戦の2戦目を迎え、6回終了時点では2対2の同点だったが、救援陣が踏ん張れず2対6で敗戦。後半戦は15戦全敗となり、球団記録をさらに更新する19連敗となった。ツインズ先発のベイリー・オーバーは7回2安打2失点の好投で11勝目(5敗)をマーク。ホワイトソックス2番手のトゥーキー・トゥーサントは勝ち越し弾を浴びるなど、3回3安打2失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

 2回裏にライアン・ジェファーズの16号ソロで先制されたホワイトソックスは、5回表二死1塁からコリー・リーのタイムリー三塁打で同点に。直後の5回裏にブルックス・リーのタイムリーで勝ち越されたが、6回表にブルックス・ボールドウィンのメジャー初本塁打で2対2の同点とし、連敗ストップに向けて粘り強く食らいついた。しかし、7回裏にマックス・ケプラーの7号ソロで勝ち越されると、8回裏にはウィリー・カストロの2点タイムリーなどで3失点。2対6で敗れ、またも大型連敗を止めることはできなかった。

 20世紀以降の連敗記録は、1961年フィリーズの23連敗。開幕21連敗を喫した1988年オリオールズがこれに続き、1906年レッドソックス、1916年アスレチックス、1943年アスレチックス、1969年エクスポズも20連敗を喫している。あす負けると20世紀以降では7度目となる20連敗の大台に到達してしまうホワイトソックス。今季113試合を消化して27勝86敗、借金59を抱えており、20世紀以降のシーズン最多敗戦記録(1962年メッツの120敗)の更新が現実味を帯び始めている。